写真・文/矢崎海里

これから新年度が始まり、生活リズムが変化する方も多いのではないでしょうか。
朝食はしっかり食べられていますか?
朝食を食べることで一日のエネルギーを補給できるだけでなく、体内時計を整えて、太りにくい体づくりにも役立ちます。
何も食べられていない、コーヒーのみ、という方も始めやすいよう、今回は簡単で栄養が摂れるトーストレシピをご紹介します。
朝起きるのが楽しみになる、ごちそうトーストで健康管理をしていきましょう。
鮭マヨトースト

【材料】(1人分)
食パン 1枚
鮭フレーク 15g
玉ねぎ 1/4個
マヨネーズ 適量
青ねぎ(小口切り) 適量
【作り方】
1.玉ねぎは薄切りにする。
2.食パンに1の玉ねぎ、鮭フレークの順にのせ、マヨネーズをかける。

3.オーブントースターで焦げ目がつくまで焼き、青ねぎを散らして完成。
鮭フレークでたんぱく質も一緒に補えるレシピです。
鮭フレークを鯖缶やツナ缶に変えてもおいしく食べられます。

このレシピでは冷凍保存も可能。
食パンに玉ねぎと鮭フレークをのせた状態でラップに包み、チャック付き保存袋に入れれば、冷凍庫で2週間程度保存できます。
食べる際は凍ったままマヨネーズをかけて焼くだけ。
時間がないときにあらかじめ準備しておけるのもおすすめポイントです。
朝食を食べていない人の理由のひとつに食欲がないことが挙げられます。
体内時計を正して朝食の時間にお腹が空くよう、少しずつリズムを作っていきましょう。
トーストも難しい場合はホットミルク、スープなど温かい飲み物からはじめてみてください。
胃を動かして消化酵素の分泌を促し、朝ごはんをしっかり食べられる体作りをはじめましょう。
エネルギー:293kcal
食塩相当量:1.6g
アボカドコンビーフトースト

【材料】(2人分)
食パン 1枚
コンビーフ 20g
アボカド 1/2個
ピザチーズ 20g
【作り方】
1.アボカドは5mm幅に切る。
2.食パンの上にコンビーフ、アボカドの順でのせ、ピザチーズをトッピングする。

3.オーブントースターでチーズが溶けるまで焼いたら完成。
コンビーフとチーズでたんぱく質を、アボカドで脂質やビタミンを補えるトーストです。
たんぱく質には体温を上げるはたらきがあり、一日のスタートに体調を整える手助けをしてくれます。
朝食を食べないと前日の夕食から翌日の昼食まで時間が空き、1回の食事量の増加につながります。
朝しっかり食べることでエネルギーの消費が促進され、朝食を抜いてその分お昼にたくさん食べるよりも太りにくい体に。
炭水化物とたんぱく質を組み合わせた朝食で、代謝を上げていきましょう。
エネルギー:373kcal
食塩相当量:1.6g
* * *
今回は食パンメインでご紹介しましたが、時間があるときにおにぎりを作って冷凍し、朝、電子レンジで温めて食べるのもいいですね。
おにぎりの具には、たんぱく質が一緒に補える鮭フレークやツナ、しらすなどがおすすめです。
文/矢崎海里(やざき・かいり)
管理栄養士やフードスペシャリストなどの資格を生かし、企業で働く傍ら、Webメディアでも活動。おいしく食べて健康になれるごはんを研究中。
