【第2回・シーニゲ・プラッテ】
インターラーケンの東駅からヴィルダーズヴィルへ、ここから出発するシーニゲ・プラッテ鉄道は、1893年に操業を開始した歴史ある登山鉄道です(運行は例年5月下旬~10月)。晴天時にはアイガー、メンヒ、ユングフラウを楽しみながら標高1967mのシーニゲ・プラッテ駅へ約50分で運んでくれます。
単線の鉄道は眼下の町並みや湖を眺めながら、1000m以上をゆっくりと登っていきます。斜面にへばりつくように咲く花々や緑の峡谷、そして、途中のブライトラウエネン駅近くには、スイス人画家・ホドラーの名前を冠する展望台があります。ここはホドラーが好んだところで、トゥーン湖を描いた彼の名画のままの美しい眺望が広がります。