花粉症や感染症対策などでマスクを付けるのが日常となっている現在。気づいたらニキビや赤みなどの肌荒れが起こって悩んでいませんか? 冬の間に肌のバリア機能が低下していると、マスクによる刺激を受けて肌荒れしやすくなります。

あんしん漢方所属の薬剤師の山形ゆかりさんに、マスクによる肌荒れを防ぐためのセルフケアをうかがいました。

マスクによる肌荒れはなぜ起こる?

マスクによる肌荒れは、冬の間のダメージから回復しきっていない肌に、マスクによる摩擦や蒸れ、マスクを外した際の乾燥などのダメージが加わることで起こります。

冬の乾燥した空気によりダメージを受けた肌は、春になってもバリア機能が低下しており、肌荒れが起こりやすい状態です。その状態でマスクを長時間着用したり何度もつけ外しを繰り返したりすると、マスクが肌に直接擦れて摩擦によるダメージが加わります。

さらに、マスク内が蒸れると雑菌が繁殖しやすくなり、外した際には急速な乾燥によって必要な水分まで蒸発してしまいます。これを繰り返すことで肌に負担がかかり、肌荒れにつながりやすくなるのです。

マスク荒れを改善するためのセルフケア

マスクによる肌荒れを改善するには、着用するマスクを見直し、スキンケアを丁寧に行うことが大切です。今日からできるセルフケアを紹介します。

1.適切なマスクを使用する

ご自身に合ったサイズのマスクを使用し、肌への摩擦を軽減しましょう。小さいサイズのマスクを着けていると摩擦が起こりやすくなります。顔にフィットし、鼻から顎まで隠れるものを選びましょう。

また、摩擦によるダメージが気になるなら布マスクを使用するのもひとつの手です。不織布マスクの内側に柔らかく肌に優しい素材の布マスクを着けると、肌への刺激を軽減できます。

2.丁寧にスキンケアをする

クレンジングや洗顔などのスキンケアを丁寧に行い、肌のコンディションを整えることも大切です。マスクの摩擦や蒸れによる雑菌だけではなく、花粉や黄砂などによるダメージも肌荒れにつながる要因です。クレンジングや洗顔で丁寧に洗い流し、清潔な状態を保ちましょう。

スキンケアの際には肌を擦りすぎないよう優しく行うのがポイントです。ご自身の肌に合ったスキンケア用品を使用し、洗顔後には丁寧に保湿を行いましょう。

3.こまめに水分補給をする

こまめに水分補給をして体の内側から肌の乾燥を防ぐことも効果的です。体内の水分が不足すると肌も乾燥しやすくなるため、水分不足の状態にならないようこまめに水分を摂取しましょう。

ただし、コーヒーや紅茶などのカフェインが入っているものは、利尿作用によって体の水分が体外へ排出されやすく、水分補給には向いていません。水や白湯、麦茶などのカフェインの入っていない飲み物を飲むことを意識しましょう。

マスク荒れにおすすめの漢方薬

マスクによる肌荒れ対策には、漢方薬を活用するのもひとつの手です。漢方薬は体質から改善して根本原因にアプローチします。マスクによる肌荒れには、肌の水分代謝をよくしたり血行を促進したりする働きがある漢方薬を選びましょう。

薏苡仁(よくいにん):
肌の水分代謝を促進することで、余分な老廃物を排出し、肌のターンオーバーを整えて肌荒れやいぼなどを改善する漢方薬です。

桂枝茯苓丸料加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん):
血行をよくして、肌に栄養をいきわたらせるとともに、水分代謝を整え、ニキビやしみ、肌荒れなどを改善する漢方薬です。ニキビを繰り返しやすい人にも向いています。

漢方薬は自然由来の生薬でできており、西洋薬よりも副作用が少ないとされています。しかし、体質や症状に合っていないと思わぬ副作用が出ることもあるため注意が必要です。漢方薬が気になるなら、専門家に相談しながらセルフケアに取り入れましょう。

【専門家による体質チェックもできる「あんしん漢方」】
スマホひとつで専門家に相談できる「あんしん漢方」のようなオンラインサービスも登場しています。AI(人工知能)を活用した無料診断も受けられるため、セルフケアのひとつとして活用してみてはいかがでしょうか。

●あんしん漢方:https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=221432a9sera0301&utm_source=sarai&utm_medium=referral&utm_campaign=260404

マスクに負けない肌を目指そう

バリア機能が低下した春の肌に、マスクによる刺激が加わると肌荒れにつながりやすくなります。マスクによる肌荒れを予防・改善するには、日頃から丁寧にスキンケアを意識し、肌への刺激を軽減することが大切です。スキンケアやマスクの使い方を見直して、マスクに負けない健康的な肌を目指しましょう。

この記事の監修者

あんしん漢方薬剤師
山形 ゆかり(やまがたゆかり)
薬剤師・薬膳アドバイザー・フェムケアサポーター。糖尿病病棟での経験から予防医学と食事の重要性を痛感し独立。エビデンスを軸に薬膳・発酵・フェムケアの視点でレシピ監修や執筆、講師活動を通じ「食から整える健康」を提唱。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」で薬剤師を務める。

●あんしん漢方(オンラインAI漢方):https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=221432a9sera0301&utm_source=sarai&utm_medium=referral&utm_campaign=260404

 

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