人々を魅了してやまないアンデスの森の奥に眠る天空の都市、世界遺産・マチュピチュ。
2021年のアメリカ・ボカラトン美術館を皮切りに、世界各地を巡回し、高い評価を得ている「マチュピチュ展」。世界各地の開催で来場者数は累計54万人を超えています。
このたび、ペルーの首都・リマにある世界的にも有名な考古学博物館「ラルコ博物館」より貸与されたペルー政府公認の貴重な文化財が、アジアでは初となる日本に初上陸します。

(C)MUSEO LARCO LIMA-PERU
森アーツセンターギャラリーで開催の「CREVIA マチュピチュ展」は、ペルー政府公認の貴重な文化財約130点が展示されます。(11月22日~2026年3月1日)
本展の見どころを、広報事務局にうかがいました。
「今回の巡回展に際して日本にやってくる約130点のペルーの至宝の中でも特に、王族の墓から出土した黄金の装飾品や神殿儀式で用いられた祭具などは、初めてペルー国外に貸し出される展示品です。日本で初公開の貴重な資料を通じて、古代アンデスの叡智や芸術を間近に体感できます。
また、世界遺産・マチュピチュを独自の技術で再現した没入型空間や、アンデス神話の英雄「アイ・アパエック」の冒険を軸に展開される壮大な物語とともに、来場者をかつてない知的冒険へと誘います。

会場は、「アンデス世界」「モチェの英雄アイ・アパエックの冒険」「犠牲の儀式」「祖先との出会い」「マチュピチュ」などのコーナーで構成され、各コーナーにふさわしい展示品が紹介されます。
「アンデス世界」で展示される<螺旋状の象徴を配した三角形の階段>は、今回の巡回で初めてペルー国外へ出た貴重な作品です。

ラルコ博物館所蔵 (C)MUSEO LARCO LIMA-PERU
「犠牲の儀式」で展示される祭具や装飾品からは、当時の信仰と死生観が分かります。

ラルコ博物館所蔵 (C)MUSEO LARCO LIMA-PERU
「祖先との出会い」で展示される副葬品の数々も圧巻です。

ラルコ博物館所蔵 (C)MUSEO LARCO LIMA-PERU
貴重な文化財で古代アンデス文明を今に伝える展覧会です。ぜひ会場で体感してください」
遥か彼方のマチュピチュの文化財が、工夫をこらした没入型空間で、来場者を間近に出迎えます。会場でじっくりご鑑賞ください。
【開催要項】
CREVIA マチュピチュ展
会期:2025年11月22日(土)~2026年3月1日(日)
会場:森アーツセンターギャラリー
住所:東京都港区六本木6-10ー1 六本木ヒルズ森タワー52階
電話:050・5541・8600(ハローダイヤル)
展覧会公式サイト:https://machupicchuneon.jp
開館時間:日~木/10時~19時(最終入館18時30分)
金・土・祝前日/10時~20時(最終入館19時)
※【年末年始営業時間】12月29日から1月4日 10:00~19:00(最終入館 18:00)
休館日:会期中無休
料金:公式サイト参照
アクセス:公式サイト参照
取材・文/池田充枝











