いまや生活必需品家電のひとつといっても過言ではない、スマートフォン(略してスマホ)。様々な機能があるのはわかっているものの、サライ世代の方からは、電話とカメラ、メール、LINE以外は使いこなせていないという声をよく聞きます。
そこで、今回もスマホのちょっと困った問題の解決方法を、スマホ講座なども行うプロ集団「女子部JAPAN(・v・)」がご紹介します。やりかたを知るだけで、スマホがとっても使いやすくなりますよ!
第64回のテーマは「留守番電話サービスの活用法」です。
用事をしていたり、手が離せなかったりして電話に出られないタイミングがありますよね。でも、相手からの伝言を受け取りたいときは留守番電話サービスを活用してみましょう。iPhoneを例に紹介していきます。
留守番電話サービスに申し込む
現時点(2021年8月3日現在)では、au、Softbank、docomoの3社は、機種や料金プランにより無料の場合がありますが、基本的に有料(月額税込330円)で利用することができます。
auなら「お留守番サービスEX」、Softbankなら「留守番電話プラス」、docomoなら「留守番電話サービス」がそれに当てはまります。
どのサービスも最長3分の録音が可能ですが、保存件数はauが99件、Softbankは100件、docomoは20件、伝言の保持時間は、auとSoftbankは1週間、docomoは72時間になります。
もっと詳しい内容は、契約している携帯電話会社のサイトや電話、店舗で確認を。その上で申し込みを進めてください。
伝言をiPhoneのビジュアルボイスメールから直接確認する
留守番電話サービスに加入すると、各携帯電話会社が指定する番号へ電話をかければ伝言を聞くことができます。
でもiPhoneであれば、わざわざ伝言再生のために電話をかけなくても「ビジュアルボイスメール」という機能を使って、スマホから直接伝言を聞くことが可能。
ホーム画面から電話アプリを開き、画面下にある「留守番電話」をタップするとこのように留守番電話機能で録音された伝言が一覧で表示されます。
聞きたい項目をタップすると、このように操作ボタンが出てくるので、伝言を再生するときは左端にある再生ボタンをタップします。もし電話をかけ直す場合は、ここにある電話のマークを、伝言を削除したいときは、右端にあるゴミ箱マークを押してください。
携帯電話会社(Softbank、docomoなど)によっては、Androidでもビジュアルボイスメールのように、スマホから直接伝言を再生できるアプリが出ているので、iPhoneではない人はそちらを活用してみてください。
基本的に有料サービスになってしまいますが、電話に出られないタイミングに伝言を残してほしい人は、留守番電話機能を検討してみてはいかがでしょうか。
※iPhone SE/iOS14.7.1で実施。
文/女子部JAPAN Hicary
女子部JAPAN(・v・)
2010年に「iPhone女子部」として発足して以来、スマホをはじめ、女子が気になるモノ・コトを体験・解決しているコミュニティ・メディア。雑誌でのスマホ特集の監修や著書もあり。スマホ講座の講師やカリキュラム作成も手がけている。
https://www.iphonejoshibu.com/