写真・文/矢崎海里
常温で保存でき、日持ちするパスタは常備しておきたい食材のひとつですよね。
昨年4月の緊急事態宣言中には、パスタやパスタソースが品薄になり話題になりました。
さまざまなパスタソースが販売されていますが、今回は加熱不要、ボウルひとつでできるパスタソースを使ったレシピを2品ご紹介します。
調理時間は15分以内で、忙しい日々のごはんにもぴったり。
これからの時期、冷製パスタとしてもおすすめです。
明太マヨパスタ
【材料】(2人分)
スパゲティ 200g
明太子 一腹(2本)
マヨネーズ 大さじ4
めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1/2
大葉 3枚
刻み海苔 お好みで
【作り方】
1.大葉は千切りにする。
2.明太子は皮からほぐし、マヨネーズとめんつゆを加え混ぜる。
3.鍋にお湯を沸かし、塩(分量外)を入れスパゲティを規定分数茹でる。
4.3を湯切りし、2と和える。
5.うつわに盛り、大葉と刻み海苔をトッピングして完成。
大人気の明太子パスタも、おうちで簡単に作れます。
明太子やたらこが余ったときのメニューとしてもおすすめです。
今回紹介したソースは、パンと合わせれば明太子トースト、じゃがいもや餅と合わせて明太子グラタンなどにもアレンジできます。
ほかにもバターを加えたアレンジや、高菜と合わせた和風アレンジもぴったりです。
エネルギー:568kcal
食塩相当量:2.9g
サーモンとアボカドのわさび醤油パスタ
【材料】(2人分)
スパゲティ 200g
アボカド(熟したもの) 1個
生食用サーモン 6切れ
ミニトマト 10個
ディル お好みで
醤油 大さじ1
わさび お好みで
粉チーズ お好みで
【作り方】
1.ミニトマトは半分に切る。
2.アボカドはボウルに入れ、フォークで潰す。
3.2に醤油、わさびを混ぜる。
4.鍋にお湯を沸かし、塩(分量外)を入れスパゲティを規定分数茹でる。茹で汁を少し取り、3に入れソースを伸ばす。
5.4を湯切りし、ソースと和える。
6.うつわに盛り、サーモン、ミニトマトをトッピングする。ディルを添え、粉チーズを散らし完成。
熟したアボカドは、潰してそのままパスタのソースとして活用できます。
時間が経つと変色してしまうので、食べる直前に作りましょう。
暑い時期には冷やして冷製パスタもおすすめです。
スパゲティやアボカドには、食物繊維が含まれています。
この一皿で補える食物繊維は11.1gで、これは1日の約半分です。
スパゲティ100gあたり、1日の1/4程度を補うことができます。
食物繊維は不足しがちな栄養素で、野菜やきのこ類に含まれているイメージも強いですが、スパゲティやパンなどの穀類で補うこともできますよ。
エネルギー:633kcal
食塩相当量:1.5g
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常温で保存できる乾麺は、冷蔵庫に何もないときにも大活躍。
おうちに常備して、忙しいときのごはんなどに活用してくださいね。
文/矢崎海里(やざき・かいり)
管理栄養士やフードスペシャリストなどの資格を生かし、企業で働く傍ら、Webメディアでも活動。おいしく食べて健康になれるごはんを研究中。