いつのまにかダウンタウンのインターコンチネンタルホテルに到着。落ち着いた感じのアーバンホテルだ。荷物を置いて急いで今日の大花火会場に向かう、なんでも大火事で街が燃え尽きた歴史をテーマにしたイベントがあるらしい。花火を撮影するためにご丁寧にも三脚持参せよとメールが来た。
10月でも日本の冬のような冷たい風が舞うシカゴ川をうろうろする。ちょうど居心地が良い川べりに案内されカメラをセットした。
シカゴ大火(Great Chicago Fire)とは、1871年10月8日夜半にシカゴ市内で発生した大規模火災のことである。アメリカ史上最大の大火であり、多くの被害を出した。それにも負けず街の再開発を進展させた。古い建物が軒並み焼け落ちたため、大規模な建築を可能とする広い空間ができた。また被災後、市は木造住宅を禁止し、煉瓦、石造、鉄製を推奨したため、多くの建築家の手により、モダンな建設ラッシュが始まった。
シカゴ大火をイベントにした「シカゴ大火フェス(The Great Chicago Fire Festival)」は、シカゴ大火から奇跡の復興を遂げたことをお祝いするイベントとして、昨年末に初めて開催された。東京の都心作りの原型がシカゴとも言われており、もし米国を訪れることがあればぜひアート溢れるアーバンシティー・シカゴを満喫して欲しい。
■協力/
イリノイ州観光局
http://www.enjoyillinois.com/ja-jp
シカゴ観光局
http://www.choosechicago.jp
ミシシッピリバーカントリーUSA
http://www.mrcusa.jp