
化学染料を一切使わず、本柿渋のみで染め上げた。使ううちに色や風合いが変化するのも楽しみだ。
修行僧が旅をするときに、経文や食器や托鉢の恵みなど納め、首からかける袋が「頭陀袋」。そこから、何でも入る袋を頭陀袋と呼ぶようになった。近年、「サコッシュ」という薄型のショルダーバッグが人気だが、さしずめ頭陀袋は、日本のサコッシュといえる。
金属を一切使っていないこの頭陀袋は、『サライ』が余裕で入る大きさで、街歩きバッグとしても収納力は充分だ。丈夫な綿生地に柿渋染めを施すことで、撥水性や耐久性を高めてある。

斜め掛けにする際には、紐の長さを調節して体に密着させると負担が少ない。
【今日の逸品】
本柿渋染頭陀袋
伊田繊維(日本)
11,880円(消費税8%込み)
