にぎやかにお酒を飲む時間は楽しかったりしますが、時間が経ってもお酒が抜けきれず周りに迷惑をかけたり、飲みすぎて後悔したことはありませんか? そのようないわゆる「酒癖が悪い人」を、普段お酒を飲まない方はどのように感じているのでしょうか。株式会社コンプライアンスが、お酒を飲まない会社員(20代~40代)に「お酒の席」に関するアンケート調査を実施しました。
普段お酒を飲まれる方は、飲まない方にどのように思われているのか、今後お酒で後悔しないためにもぜひご参考にしてください。
■お酒の席=会社の飲み会と6割以上が回答!会社の飲み会でも最も多いシーンとは?
まず、「お酒の席はどのようなシーンが多いですか?」と質問すると、『会社の飲み会(64.7%)』『友人との食事(19.0%)』『会食(5.6%)』『旅行(3.7%)』という順になりました。
そこで、「会社の飲み会はどのようなシーンが多いですか?」と質問すると、『懇親会(38.4%)』という回答が最も多く、次いで『忘年会(28.8%)』『チームメンバーとの親睦会(13.5%)』『上司との付き合い(8.6%)』『納会(2.7%)』と続きました。様々な飲み会がありますが、懇親会に参加する方が多いようです。「飲みニケーション」という言葉があるように、お酒の席は仲を深めるためには非常に良い機会と言われていますよね。
しかし、“会社の飲み会”となると、本当は行きたくない気持ちを押し殺して半ば強制参加なんてこともあるかもしれません。そのようなお酒の席に対して、普段お酒を飲まれない方はどのように感じているのでしょうか。続いての項目を見ていきましょう。
■お酒を飲まない方の約9割が「お酒の席に参加したくない」と回答!
「お酒の席に参加したいと思いますか?」と質問すると、飲まない方の約9割の方が『いいえ(88.1%)』と回答しました。
『いいえ』と回答した方に「理由を教えてください」と聞いてみると、『お酒を飲まないのにお金が無駄にかかる(32.9%)』『上司や周りに気を使う(22.8%)』『飲めないからつまらない(21.3%)』『プライベートの時間が欲しいから(15.3%)』『絡まれる(4.0%)』『悪酔いされる(2.2%)』という順になりました。
お酒を飲まないからこそ、お金や時間がもったいないと考える方や、酔っ払っていないからこそ客観的に見れるため、上司や周りに気を使う方が多いようです。
また、下記ではお酒の席で一番面倒だったことも聞いています。
このような経験も重なり、「お酒の席に参加したくない」と思う方が多いのではないでしょうか。
■お酒を飲まない方の約8割の方が、二日酔いの方に嫌悪感を持っている!?
次に、「お酒を飲む人に求めることについて教えてください」と質問すると、『酔っぱらい過ぎないでほしい(41.1%)』『飲まない人に気を使ってほしい(21.7%)』『割り勘にしないでほしい(17.3%)』『自分が飲まなくても楽しい環境をつくってほしい(16.2%)』という順になりました。
お酒を飲んでいる人にとっては開放的で楽しい飲みの席でも、お酒を飲まない方からすれば、気を張る窮屈な空間かもしれません。飲む人・飲まない人の両方が楽しめるような気配りができたら、気持ちの良い飲み会になりそうですね。
続いて、「二日酔いの人に思うことを教えてください」と質問すると、『迷惑(36.9%)』という回答が最も多く、次いで『翌日まで引きずらないでほしい(22.6%)』『近づかないでほしい(15.8%)』『心配になる(15.3%)』『こちらが恥ずかしい(6.0%)』と続きました。
お酒の席だけでなく、飲み終わって時間が経ってからも「責任を持ってもらいたい」と考える方が多いことが分かりました。二日酔いは自分もつらいですが、周りの方にとっても見ていてつらいと感じるようです。
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お酒を飲む人たちはもちろん、普段お酒を飲まない方たちも楽しめるようなお酒の席の企画を考えたいですね。そして飲んだ後には「二日酔いの人は見ていて辛い」と思われないためにも二日酔いの対策はしておいたほうがよさそうです。
【調査概要:「お酒の席」に関するアンケート調査】
■調査期間 :2019年9月9日(月)~ 2019年9月10日(火)
■調査方法 :インターネット調査
■調査人数 :1,048人
■調査対象 :お酒を飲まない会社員(20代~40代)
■モニター提供元:ゼネラルリサーチ