料理が傷まないために、気をつけたいこと
桜を愛でながら食す花見弁当は、なんとも味わい深い。自分で花見弁当を作る場合、せっかく作った料理が傷まないようにするために、いくつか気をつけたいことがある。
まず注意したいのは、料理にはしっかりと火を通すこと。作り置きしておいた料理も、当日に再加熱する。そして容器に詰めたら、完全に冷ましてから蓋をする。温かいまま蓋をすると容器内に水滴がついて、料理を傷める恐れがあるからだ。煮物なども汁気を飛ばし、極力水分を減らす。
素手で触れないようにする
さらに容器に料理を入れる時は、菜箸や調理用手袋などを使って、素手で触れないようにする。お握りを結ぶ場合も、ラップでご飯を包んでから、形を整えたほうがよい。
お弁当は作ってから食すまでに間があくので、衛生的に作ることが肝心だ。
また、桜の季節は急に気温が上がって、ポカポカ陽気になる日もあるので、そんな時は容器の上に保冷剤を置き、保冷できるバックに入れたほうがよい。
文/諸井里見