これまでのレコーダーは、番組ごとに録画予約をし、見たい時に録画した番組の一覧などから選択、再生。見終わると削除する──という使い方が一般的。
操作は簡単で手軽ですが、一方で、録画予約を忘れたり、放送終了後に話題になった番組などは「録画しておけばよかった」と後悔するケースが多いのも事実です。
こうした不便を解消するのがレコーダーがパナソニックから登場します。その名も「全自動DIGA(ディーガ)」です。
『DIGA DMR-BRX6000』に搭載されたハードディスクは6テラバイトの大容量。これで地上波、BS、CSの中から任意に選んだ最大10チャンネルのすべての番組を21日間分ハイビジョン画質のまま録画します。
操作は、はじめにチャンネルを指定しておくだけ。従来の「録画予約」など、他の操作は全く不要です。10チャンネル分21日間の放送をすべて録画するので、この間の放送を取り逃すことはほぼなくなり、一定期間を過ぎると自動で番組は更新されていくので番組を消す手間もありません。
ところで、このようにたっぷり録画できるのはいいのですが、目当ての番組や見たいシーンを探し出し、再生するのは大変です。そこで、この『DMR-BRX6000』は、再生に便利な機能も搭載しています。
新機能の「新着番組」では、毎週見ている番組やお気に入りの番組、また放送後に話題になった番組をすぐに確認できるほか、マイクを搭載したリモコンによる音声操作で、見たい番組をすぐに探し出し、再生が楽しめます。この音声操作は認識率が格段に上がり、実に快適です。見たい番組名や出演者名だけでなく、「今日の映画を再生」、「サッカーのゴールシーン」という話し言葉も認識し、検索の後に再生もスタートさせることができます。
また、「全自動DIGA」は4K対応機能も充実しており、4Kアップコンバート、4K撮影動画保存・再生なども可能です。
発売は5月22日で、価格はオープン価格(想定価格約21万円)となっています。