有名なパリのエッフェル塔。凱旋門と同様に、パリの象徴的存在です。
1889年にフランス革命100年を記念してパリで行なわれた第4回 万国博覧会のために建造されたエッフェル塔ですが、その完成記念公式ディナーで振る舞われたお酒が何か、ご存じでしょうか。
正解は、コニャックの「クルボアジェ」です。
コニャックとは、葡萄を原料にフランス・コニャック地方で産出されるブランデーのこと。2回蒸溜して造られた原酒をオーク樽で2年以上熟成させた極上品。昨年の世界のコニャック市場は対2000年で約30%増と需要が高まっており、ウイスキーブームで活況を呈している日本でも注目されています。中でもクルボアジェは、お酒好きなら一度は目にしたことのあるブランドでしょう。
今回、このクルボアジェから新たなラインナップとして「クルボアジェ〈エクストラバガンス〉」が発売され、フランスから同社のレベッカ・アセリーヌさんが来日。その試飲会に足を運びました。
小さなグラスで、まずはストレート。オレンジを想起させる果実感のある、甘く、そして華やかな香り、口に含むとアルコールが強いにもかかわらず、繊細で滑らかな舌の上に広がっていきます。飲み終わった後には、蜂蜜やブリオッシュの香りを感じさせ、とても豊かな余韻が続きます。上質で優しい蒸留酒といえるでしょう。
通常、フランス料理店などでは食後酒として飲まれることの多いコニャックですが、今回はソーダ水などで割ってハイボール風の飲み方提案も。オレンジをスライスして添えると、見た目も味わいもより華やかになり、ホームパーティなどでも使えそうです。
さらに、シャンパンで割ったカクテルも登場。
従来のイメージを覆す新しいコニャック。お酒好きなら、この年末に一度試してみてはいかがでしょうか。
【クルボアジェ〈エクストラバガンス〉について】
容量:700ml
アルコール度数:40%
希望小売価格:1万円(税別)
http://www.suntory.co.jp/brandy/courvoisier/