
九州産食材とともに味わう
大阪・難波で、開店前から並ぶことも珍しくない、『本格焼酎BAR ニチヨウビ』。壁面を覆う一升瓶は、店主自ら蔵元を訪ね、製法と味わいを吟味して選んだ600本以上。その数に圧倒される。

「5年前のオープン当初は、“本格焼酎の店は長続きしない”といわれましたが、店主と一緒に、さまざまな蔵元を巡り、選んだ焼酎を増やしていくうちに造り手さんも訪ねてきてくださるようになりました。次第にお客様も増えました」と店長の北浦千奈美さん。
店主が惚れ込み毎年通う酒蔵が、熊本県の天草酒造だ。芋と麹用の米を自家栽培し、ほとんどの工程を手作業で造り、なかでも『池の露』は店主曰く、「ひと口飲むと天草の風景が蘇ってくる」という。ソーダ割りは、しっかりとした味付けの料理と相性がよく、鹿児島産の豚を使う「茶美豚(ちゃーみーとん)の手作り焼売」が最強の組み合わせだ。
焼酎は産地の個性あふれる酒。その土地の食材に合わないわけがなく、調味料にも九州のものを多用。大勢でにぎやかに楽しむもよし、ひとりで立ち寄るのもよし。間違いなく再訪したくなる。

本格焼酎BAR ニチヨウビ
住所:大阪市浪速区元町2-7-4
電話番号:06・6575・9980
営業時間:18時〜24時(最終注文)、月・火・木・金曜はランチ営業11時30分〜13時45分(最終注文)あり
定休日:水曜
交通アクセス:地下鉄四つ橋線なんば駅より徒歩約7分、JR難波駅より徒歩約10分
取材・文/永田さち子 撮影/小林禎弘
※『サライ』2026年8月号より












