ジョージ・スタッブは、ターナー等とともに英国を代表する画家。また、英国史上もっとも有名な馬の画家として知られる。ホイッスルジャケットは、ロッキンガム候の所有した栗毛のアラブ馬。前足をあげ、右に軽く体をひねった「ルヴァード」と呼ばれる大胆なポーズ。馬そのものだけを等身大で描いた高貴な美しさ、そして力強さ、観る者を圧倒する。また、光の効果を駆使して表現された、筋肉隆々の姿。たてがみや尻尾の部分には、あえて筆の跡を残して自然な質感を出し、体全体には様々な色調の濃い色と金色を細かく組み合わせて、艶のある毛並と流麗な筋肉の動きを表現。スタッブスの写実的な技量の高さを感じさせる。息をのむような迫力あふれる筆致で描かれたホイッスルジャケットが、いまにも画面から飛び出してくるかのようだ。
【ロゴ入りアクリル額】
ロンドン ナショナル・ギャラリー公認の証としてロゴがアクリル額にレーザー印刷で刻まれる。壁掛け可能、付属のスタンド棒で自立も可能。
【高品位美術印刷】
画稿はキヤノンが開発した高品位美術印刷技術により高品質・高細に複製。
インクに圧力や熱を加え「微粒子」に変えたうえで、直接紙に噴き付けて印刷しているので網点(ドット)がなく滑らかな印刷面となる手法。
この印刷は30~50年近く変色しない技術から国宝や重要文化財などのレプリカ製作にも応用されており、その品質は高い評価を得る。耐光性・演色性に優れ、高品質を長くお楽しみいただける。
【ジョージ・スタッブス(1724-1806)】
皮革職人の家に生まれる。絵画は独学で習得。肖像画家として仕事スタートさせたが、ヨークへ移り住み、スポーツ画や風景画の制作をしながら動物の解剖学を研究。30代半ば、その知識を生かし、馬を精力的に描いた。作品が脚光を浴びはじめたのは20世紀に入ってからである。
【今日の逸品】
複製画「ホイッスルジャケット」/アクリル
『大人の逸品』オリジナル
15,000円(消費税込み)