長野県茅野市、八ヶ岳を見晴らす標高1200mの高原に小さな木工房がある。ここで独創的な木製小物を作り続けているのが永易真門氏だ。7年前に自宅に小さな工房を設け、ペンダントや食器などの小物を作り始めた。木材についての知識はあったが木工は素人。独学で木工技術を習得した。
「寸法は取らず測らずが基本です。使う木はみんな野の木ですから、キズがあったり虫に食われていたり。それに寸法をどう合わせるかが大事」と語る。
「あるときリンゴ農家の方からアロマディフューザーを作ってほしいと依頼されました」と見せてくれたのがリンゴ形のアロマポット。檜のピンを抜いてアロマオイルを注げば、木の導管を伝って芳香成分が拡散される仕組みだ。
【今日の逸品】
長野の木工房のリンゴのアロマポット
マーベリック・ウッドプレイヤー
4,644円(消費税8%込み)