さまざまなWebサービスの運営や、Webコンテンツのプロデュースを手がける株式会社ウェブライダー(https://web-rider.jp/)は、ギフト紹介メディア『素敵なギフト(https://nice-gift.jp/1356)』にて、出産祝いに関するアンケート調査を行いました。
その結果、もらってうれしかった出産祝いの第1位は「ベビー服」、もらって困った出産祝いの第1位も「ベビー服」となり、もらってうれしいプレゼントも時によっては困るプレゼントになることがわかりました。「贈る側」と「もらう側」の意識のズレが見えてきました。
調査概要
調査名:「出産祝い」に関する意識調査
調査期間:2020年4月17日(金)〜 4月20日(月)
調査手法:Web調査
調査対象:過去5年以内に出産祝いをもらったことがある男女(回答者数:100名)、過去5年以内に出産祝いを贈ったことがある男女(回答者数:100名)
【もらってうれしかった出産祝いランキング】
子育て中で、5年以内に出産祝いをもらったことがある男女100名に、もらってうれしかった出産祝いを尋ねたところ、以下のような結果となりました。
第1位は「ベビー服」。「サイズ」と「ブランド」が選び方のポイント
男の子・女の子の結果を合わせた総合ランキングの第1位は「ベビー服」(18.0%)。
ベビー服をもらってうれしかった理由として、以下のようなコメントが集まりました。
ベビー服をもらってうれしかった理由
・「キムラタンの90cmサイズのベビー服。1歳から3歳まで長く着られたのでうれしかった」(男の子のママ、30代)
・「80cmサイズのベビー服。子どもが動き出すとなかなか買い物に行く時間を取れないが、80cmの服は1歳の子どもにちょうどよく、大変役に立った」(女の子のパパ、30代)
・「baby GAPのベビー服。私も主人も好きなブランドなので」(男の子のママ、30代)
出産祝いにベビー服を選ぶとき、最も重要なのは「サイズ」。
1歳くらいまでは赤ちゃんの成長が早く、サイズがどんどん変わってしまうため、1歳くらいから長いあいだ着られる80cmサイズや90cmサイズのベビー服が重宝されるよう。
さらに、贈る相手が好きなブランドのベビー服を選ぶのが喜ばれるポイントだということが明らかに。
第2位の「スタイ」は「何枚あっても困らない」という意見が多数
もらってうれしかった出産祝いの第2位は「スタイ」(10.9%)。
「よだれかけ」や「ビブ」とも呼ばれているベビー用品です。
スタイをもらってうれしかった理由
・「MARLMARLのスタイ。スタイは毎日使うものなので何枚あってもいい」(女の子のパパ、30代)
・「かわいいデザインのスタイ。シンプルな洋服にスタイをつけるだけでお出かけ用の服に変身するので、いつもつけていました」(女の子のママ、30代)
よだれが多い赤ちゃんなら、スタイは何枚あっても困らない必需品。
ベビー服と違い、サイズをあまり気にしないでよく、ベビー用品に詳しくなくても選びやすい鉄板ギフトといえます。
ただ、普段使い用のスタイは、親がたくさん準備している可能性もあるので注意。
お出かけやセレモニーに使えるオシャレなデザインを選ぶと、相手に「おっ!」と思ってもらえそう。
【もらって困った出産祝いランキング】
今回のアンケート調査では、「もらってうれしかった出産祝い」だけでなく、「もらって困った出産祝い」も尋ねました。
すると、以下のような結果となりました。
「ベビー服」は困ったランキングでも1位。「サイズが小さかった」「好みに合わなかった」といった声
うれしかったランキングで1位だった「ベビー服」は、なんと困ったランキングでも全回答の約25%を占めて第1位に。
もらって困った理由を一部、ご紹介します。
ベビー服をもらって困った理由
・「好みのデザインではなかった。また、他の人からも同じものをもらっていた」(男の子のママ、20代)
・「70cmサイズのカバーオール。デザインがとてもかわいくてたくさん着せたかったが、2~3回で着られなくなってしまった」(男の子のママ、30代)
・「少し厚手の60cmサイズのベビー服。季節が合わず、着る機会がないままサイズアウトしてしまった」(男の子のママ、30代)
ベビー服は「サイズ」や「相手の好み」を外しやすい、上級者向けギフトだと判明。
失敗しないコツは、先ほどもお伝えしたように、1歳ころから長く着られる80cmや90cmのサイズを選ぶこと。
また、着られるタイミングと季節が合わなかったということがないよう、綿素材のロンTのように、季節が関係ないベビー服を選ぶのもポイント。
一方、相手の好みに合ったベビー服を贈るには、相手がどんなベビー服ブランドを好みそうなのかを知るのが近道。
2位の「おもちゃ」は「置き場所」や「安全性」を気にする意見が多数派
もらって困った出産祝いの第2位は「おもちゃ」(12.9%)。
もらってうれしかった出産祝いの上位にランクインしなかったことから、かなり難易度の高いギフトだということがうかがえます。
おもちゃをもらって困った理由
・「とても大きなクマのぬいぐるみをもらったが、部屋に置くとかなりの幅を取って邪魔だった」(女の子のパパ、20代)
・「水が入っていてカミカミできるおもちゃは、噛んでいるうちに水が漏れてきてしまった。おもちゃは絶対に安全なものがいいと思った」(女の子のママ、30代)
おもちゃで困った主な理由は「置き場所に困る」「安全性が気になる」「遊べる年齢がかなり先」というもの。
できれば、場所を取らず、安全性に配慮された信頼できるメーカーのおもちゃを選ぶのがコツ。
また、大きくなってから遊べるものよりも、0歳から長く遊べるおもちゃのほうが喜ばれる傾向にあった。
【贈った出産祝いランキング】
今回、「贈る側」に人気の出産祝いもアンケート調査。
5年以内に出産祝いを贈ったことがある男女100名に、贈った出産祝い(複数ある場合、もっとも印象に残ったギフト)を尋ねたところ、以下のような結果となりました。
「もらってうれしかった出産祝い」で1位のベビー服がここでも首位。3位には「カタログギフト」がランクイン
贈った出産祝いで1位だったのは「ベビー服」(20.9%)。
「服は何着あっても困らない」(30代男性)、「デザインがかわいく、気に入ってもらえそうだったから」(20代女性)など、実用性とデザインを重視する声が目立った。
2位は「スタイ」(12.7%)。
「必ず使うものだし、出産祝いの定番だから」(20代女性)、「同僚への出産祝いなので、あまり高価ではなく、すぐに使えるものを基準に選んだ」(40代女性)といった意見があがり、実用性に高評価。
ベビー服に比べて手頃で、「プチ出産祝い」として贈りやすいといえる。
3位は「カタログギフト」(9.1%)。
「何を贈っていいかわからなかったので、相手に選択肢があって無駄にならないカタログギフトにした」(30代男性)、「品物を贈ると、他の人と被る可能性があるので」(40代男性)など、本当に欲しいもの・必要なものを相手に選んでもらえる点が評価された。
「現金・ギフトカード」や「カタログギフト」は神ギフト
ちなみに、困ったランキングの中には「現金・ギフトカード」や「カタログギフト」が入っていませんでした。
つまり、「現金・ギフトカード」や「カタログギフト」は相手に間違いなく喜んでもらえる「神ギフト」といえそうです。