いまや生活必需品家電のひとつといっても過言ではない、スマートフォン(略してスマホ)。様々な機能があるのはわかっているものの、サライ世代の方からは、電話とカメラ、メール、LINE以外は使いこなせていないという声をよく聞きます。
そこで、今回もスマホのちょっと困った問題の解決方法を、スマホ指導のスペシャリストである都恋堂「やさしいスマホ教室」がご紹介します。やりかたを知るだけで、スマホがとっても使いやすくなりますよ!
第120回のテーマは「iPhoneでアプリごとに位置情報サービスのオン・オフを設定するには」です。
iPhoneアプリをダウンロードして開いたときに、アプリによってはこのような位置情報の許可について聞かれる場合があります。
これはアプリを使うときに、位置情報サービスを利用するかを設定する画面になります。このときに表示されている、「1度だけ許可」「Appの使用中は許可」「許可しない」といった選択肢の中から、自分が希望するものを選んでください。
あとからアプリごとの位置情報サービスの設定を変更する方法
ちなみに、あとから位置情報サービスの許可範囲を変更することも可能です。その場合は、まずホームにある「設定」をタップし、「プライバシーとセキュリティ」を押します。
そして「位置情報サービス」をタップします。
すると位置情報サービスを利用することができるアプリが一覧で表示されるので、スクロールしてこの中から設定変更したいものをタップします。
タップすると、位置情報の許可範囲の設定画面になります。ここから自分が希望する許可範囲を選択し、「戻る」を押せば設定完了です。
なお、位置情報サービス設定画面の一番上にある「位置情報サービス」のスイッチをオン(緑色)からオフ(灰色)に変更すれば、位置情報自体利用できなくなります。アプリによってはこのサービスを利用したほうが便利に使えるものもあるので、オフにする場合はその点を考慮して設定してください。
位置情報の許可について、最初にアプリを開いたときの設定のままの人もいるかもしれませんが、このようにあとから設定変更も可能です。当初の設定から変えたい人は、今回の内容を参考にしてみてください。
※iPhone SE/iOS16.2で実施。
文/Hicary+都恋堂「やさしいスマホ教室」
都恋堂「やさしいスマホ教室」
株式会社都恋堂では、「どんな人も取り残すことなく、スマホの便利さや楽しさを届けていきたい」をコンセプトに、これまで60歳以上の方々、約500人以上のシニアの皆さんを対象にした『やさしいスマホ教室』を運営しているほか、企業主催の講座や講演会の講師、オリジナルの教科書制作も行っています。
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