コロナ禍の今、緑に癒しやリラックス効果を求める人が多く、観葉植物の需要が増加しています。そこで、設計に風水・家相を取り入れている一級建築士の八納啓創が代表を務める株式会社G proportion アーキテクツ(https://www.keizo-office.com/)は、家相に興味があるまたは家相を気にしている25歳以上の男女全国1,298人を対象に「自宅にある観葉植物」について調査しました。さっそく結果をご紹介しましょう。
調査概要
調査期間:2022年4月1日~2日
調査手法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象:家相に興味があるまたは家相を気にしている25歳以上の男女
サンプル数:1,298人
94.8%が自宅に観葉植物ありと回答。11鉢以上は21.0%!
自宅にある観葉植物の数を尋ねたところ、「11鉢以上」(21.0%)が最多で、以下「3鉢」(12.3%)、「2鉢」(10.6%)、「4鉢」(9.3%)、「5鉢」(8.9%)となり、「ない」はわずか5.2%でした。部屋の数や広さ、観葉植物の大きさなどにもよりますが、94.8%もの人が何らかの観葉植物を自宅に置いていることがわかりました。
自宅にある観葉植物ランキング1位は「サンスベリア」、2位「パキラ」、3位「モンステラ」
自宅に観葉植物があると回答した人に置いてある場所を尋ねたところ、半数以上の人が「リビング」(85.0%)、「玄関」(65.5%)と回答しました。
では、どのような種類の観葉植物を置いているのでしょうか?1位は半数以上の人が置いていると回答した「サンスベリア」(56.1%)でした。2位は「パキラ」(48.2%)、3位「モンステラ」(44.2%)、4位「ガジュマル」(40.4%)、5位「アイビー」(27.8%)となりました。
家相を取り入れた家づくりを行う建築のプロ・八納 啓創(やのう けいぞう)が解説!
古来、植物は人に癒しを与えてくれるものと言われています。私は一級建築士として、これまでたくさんの家づくりをしてきていますが、実際に、家の中に観葉植物を置くことで色々な幸運を引き寄せてくれる効果を目の当たりにしています。また、風水的にも心理学的にも、植物の種類で引き寄せるものが変わるということが分かってきています。そこで、今回はどんな観葉植物を選べばいいのか悩んでいるあなたに、観葉植物の葉の形状や向きから「部屋別 幸運を引き寄せる観葉植物選び」についてお伝えいたします。部屋の目的と効果の組み合わせを考えて、観葉植物を選んでみてください。
葉の形状と向きが持つ意味
尖った葉は活発な気を発生させてくれ、丸い葉はリラックスや癒し効果を助長してくれます。また、葉が上向きになっているものは風水でいう「陰」と「陽」の「陽」の活発な気を育ててくれ、葉が垂れているものは気持ちを静めてくれる効果があります。葉の形状(尖っているか丸いか)と葉の向き(上向きか垂れているか)の組み合わせが観葉植物のポイントです。
リビング
リビングには、金運を引き寄せてくれる「パキラ」、良縁を結んでくれる「モンステラ」、幸運全般を引き寄せてくれる「ドラセナ」、落ち着きを取り戻してくれる「エバーフレッシュ」、魔除けで使われる「サンスベリア」がオススメです。特に、サンスベリアは上向きで尖った葉の形状が、外から持ち帰ったネガティブな気を跳ね除けてくれると言われています。
玄関
玄関には、迎え入れることを象徴した「カポック」、幸せを呼び込む「ガジュマル」、玄関から入ってくる気をさらに向上させて家の中に持ち込んでくれる「ベンジャミン」、永遠の富が花言葉の「ポトス」、魔除けで使われる「サンスベリア」がオススメです。
寝室
寝室には、熟睡のために落ち着かせてくれる効果のあるものを置くとよいので、リラックス効果のある「モンステラ」、落ち着きを出してくれる「アジアンタム」がオススメです。また、夫婦関係には恋愛やロマンスのエネルギーを生み出す「アイビー」がよいでしょう。
電磁波が多い部屋
「スパティフィラム」や「セレウス」は、電磁波の抑制に効果があると言われています。無線LANやパソコン、テレビなどのそばに置くとよいでしょう。
それから、観葉植物を買うと、プラスチックの鉢に入っていることが多いと思います。プラスチック製品は気が綺麗に流れないため、風水ではNGとされています。できるだけ陶器などの鉢に植え替えるようにしましょう。
八納 啓創(やのう けいぞう)プロフィール
一級建築士。株式会社G proportion アーキテクツ代表取締役。
「孫の代に誇れる建築環境をつくり続ける」を100年ビジョンに、一般建築ではデザイン性と省エネ性能、快適性を追究。住宅設計では、「笑顔があふれる住環境の提供」をコンセプトに、年齢層は20代から80代、会社員から経営者、作家など幅広い層の住宅や施設設計に携わる。これらの経験から、建築環境が使う人を幸せにも不幸にもする事実を知り、デザイン性+省エネ建築に家相を取り入れた家づくりを行っており、実績は120軒以上。また、これまで携わってきた公共・商業建築設計の経験と住環境ノウハウを活かして、商業建築プロジェクトや建物環境再生による商業施設の活性化プロジェクト等にも関わっている。著書に『年間20棟以下の工務店が武器にしたい「風水」 アフターコロナを生き抜く経営戦略』(Kindle)、『なぜ一流の人は自分の部屋にこだわるのか?』(KADOKAWA)、『「住んでいる部屋」で運命は決まる! 心も空間も、スッキリさせる方法』(三笠書房)、『住む人が幸せになる家のつくり方』(サンマーク出版)、『わが子を天才に育てる家』(PHP研究所)がある。自身が運営するYouTubeチャンネル「幸運すまいチャンネル」では、住む人が幸せになるコンテンツを毎日配信している。
「幸運すまいチャンネル」URL:https://www.youtube.com/channel/UCEdcHQhfWM3Lyz-Lpt0_c4g/
※株式会社 G proportion アーキテクツ(https://www.keizo-office.com/)調べ