youtuber

現代の高校生は、過去になかったツールを活用しています。その一つであるYouTubeについて
LINEリサーチ(https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/)が、日本全国の高校生を対象にYouTubeの視聴時間や、好きなYouTuberなどについて調査しました。その結果を一緒に見ていきましょう。

毎日YouTubeを見ている高校生は全体で8割弱! 

まずは、平日・休日を合わせて「ふだんYouTubeをどのくらい見ているか」という質問です。

「YouTubeはまったく見ていない」と答えた人は全体のうちわずか2%と、ほとんどの高校生がYouTubeを見ていることがわかります。さらに、YouTubeを毎日見ている高校生は78%。昨年の調査結果( https://research-platform.line.me/archives/35893800.html )である76%とほぼ同じ結果になりました。

男女別にみると、「YouTubeを毎日見ている」人の割合は女子高生では7割強。男子高生では8割強で、男子高生のほうが高くなっています。

また、YouTubeを見ている時間は「1日に、1時間以上~2時間未満」が全体でもっとも高く、2割超。女子高生では21%、男子高生では26%と男女ともにもっとも多くなりました。昨年の調査では女子高生16%、男子高生26%となっているため、女子高生では「1日に、1時間以上~2時間未満」の割合が増えていることがわかります。

学年別にみると、「YouTubeを毎日見ている」高校生の割合はどの学年も7割超。2~3年生は特に高い割合となっており、8割弱が毎日YouTubeを見ていました。もっとも割合が高いのは高3男子で9割弱。

また、「1日2時間以上見ている」人の割合は、低学年になるほど高くなる傾向にあります。

ふだんどの位youtubeを見ているのかのランキング

人気のYouTuber全体TOPは『東海オンエア』、女子高生には『コムドット』も人気

好きなyoutuberランキング

YouTubeをまったく見ない高校生を除き、「いちばん好きなYouTuberは誰か」を聞きました。

全体1位は『東海オンエア』で、男子高生では1位、女子高生でも2位にランクイン。高学年になるほど、人気の傾向があるようです。昨年の調査(https://research-platform.line.me/archives/35893800.html#3)でも、男女ともに1位となっていました。

女子高生で1位になったのは、5人組YouTuberの『コムドット』。「ノリが面白い! 」という声が多数ありました。全体でも2位と人気があります。

続く全体3位は『はなおでんがん』で、男子高生では2位にランクイン。男子高生では『はなおでんがん』と同率2位で、2D・3Dキャラクターモデルを使用した女性VTuberグループ、『ホロライブ』がランクインしています。

女子高生2位には、『東海オンエア』と同率で『最終兵器俺達』、『すとぷり』がランクイン。ゲーム実況グループ『最終兵器俺達』の中では、特に『キヨ』の人気が高く、ゲーム実況が面白いと人気を集めているようです。

また、『すとぷり』はゲーム実況や動画配信、歌い手など、それぞれの得意分野を活かした配信が人気で、特に高1女子からの支持が多くありました。『すとぷり』は今年5月の調査「いまいちばん好きなミュージシャンやアーティスト」(https://research-platform.line.me/archives/37972046.html#4)でも、女子高生の3位にランクインしています。

そのほか、『フィッシャーズ』や『にじさんじ』、『はじめしゃちょー』なども昨年に引き続き上位にランクインしました。

学年別の傾向では、『すとぷり』は高1女子から、『東海オンエア』は高3男子、ランキングにはありませんが『QuizKnock』は高3女子でそれぞれ高い割合でした。『はなおでんがん』も、男子高生の2~3年生で割合が高い結果となりました。

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YouTuberになってみたいと回答した高校生は4割! 男子高生で魅力を感じている人の割合が高い

次に、YouTubeをまったく見ない高校生を除き、もしYouTuberになれるとしたらどのくらいなってみたいと思うかたずねました。(※現在YouTuberになっている場合は、いまの気持ちを聞いています)

youtuberになりたい?という質問に対する答え

全体では「YouTuberになってみたいと思う」(「ぜひなってみたいと思う」「どちらかといえば、なってみたいと思う」の合計)高校生は4割。「ぜひなってみたいと思う」が約1割、「どちらかといえば、なってみたいと思う」が約3割となっており、YouTuberという存在に魅力を感じている高校生もいるようです。

一方で、「YouTuberになってみたいと思わない」(「どちらかといえば、なってみたいと思わない」「まったくなってみたいと思わない」の合計)高校生は6割ですが、その内訳としては「どちらかといえば、なってみたいと思わない」が2割超、「まったくなってみたいと思わない」が3割超となっています。

男女別にみると、「YouTuberになってみたいと思う」割合は、女子高生よりも男子高生のほうが高いようです。また、学年別では「YouTuberになってみたい」人の割合は1年生の割合が高めでした。特に高1男子 では、5割強と高い傾向にありました。

***


子どもの頃からデジタル機器に触れている高校生たちにとって、YouTubeはもしかしたらテレビよりも親和性の高いメディアのひとつなのかもしれません。クオリティの高いチャンネルも増えているので、親世代としても上手に付き合っていけると良いですね。

調査について
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の高校1年生~3年生の男女
実施時期:2021年7月2日~2021年7月5日
有効回収数:1047サンプル

 

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