4月といえば入社式。新しい環境にドキドキしながら入社式を迎えた方もいるのではないでしょうか。
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今回のテーマは、Z世代(1990年代半ばから2010年代初頭あたりに生まれた世代)が選ぶ!! 「上司にしたい歴史上の人物TOP10」。さっそくご紹介しましょう。

乱世を勝ち抜いた戦国武将だけでなく、頭脳明晰な印象のある女性が3人ランクイン!

交渉術に長けている坂本龍馬、医学を志し人を助けることに生涯を捧げた野口英世や、平等に部下を評価してくれそうな聖徳太子など、さまざまな時代・分野から、歴史上の人物がTOP10入り。

Z世代の理想の上司像とは?

「部下を引っ張っていってくれる」という点だけではなく、その考え方や人柄にも注目しているようです。

第1位 織田信長

いつ殺されてもおかしくない戦国時代で天下統一を目指した武将、織田信長。最後は家臣、明智光秀の裏切りにより本能寺にて激動の人生に幕をおろします。「考え方が素敵」「奇抜な考えでみんなを引っ張ってくれそう」「遠い時代まで名を残せるのはすごい」と、その圧倒的なカリスマ性がZ世代の心を奪ったようです。

第2位 卑弥呼

1800年ほど前に日本にいた邪馬台国の女王、卑弥呼。占いやまじないの力を利用し、政治を行ったといわれています。「統率力がありそう」「どうしたら、成功するか占って貰う」「凄い力を持ってるから」「まとめるのが上手そう」と、不思議な力で引っ張っていってくれそうとの期待の声がよせられました!

第3位 坂本龍馬

幕末に活躍した土佐藩出身の武士。1866年、龍馬の仲介により薩長同盟が成立。翌年には海援隊を結成するなど、激動の幕末において日本の将来を案じました。「交渉が上手と思うのでポイントとか仕事に役立つことを教えて貰えそう」「度胸があって、尊敬する」と、薩摩藩・長州藩という“組織”を超えて人間関係を結ぶ姿に、交渉術を学びたいとの意見が集まりました。

第4位 福沢諭吉

蘭学を適塾で学び、住み込みで勉強したのち塾長にもなった福沢諭吉。1868年には慶應義塾を設立し、講義をしたそうです。また著書『学問のすすめ』は庶民でも買いやすくベストセラーになりました。「1万円の人だから」という声が圧倒的に多かったのですが、「ユーモアがありそう」「元々教育者であったことから、何かと教わることが多そう」「人としていいこと、ためになることを教えてくれそう」とのコメントもあり、教育者だったことから、人柄もよく丁寧に仕事を教えてくれそうなイメージがあるようです。

第5位 紫式部

平安時代中期に物語作者、歌人として活躍。平安時代に自分の気持ちが自由に表せる文字として“ひらがな”が誕生し、貴族の女性の間で広まりました。その“ひらがな”を使って紫式部が書いたのが『源氏物語』。「感性が面白い」「どういう理由で源氏物語を書いたのか聞きたい」「百人一首にも選ばれているとても優れた女性であり、歌人で、ずば抜けている頭脳に尊敬」と頭脳明晰なイメージがあるようで上司にしたいとの声が。また、「恋愛の話をしてくれそう」とのコメントもあり、恋愛相談にものってくれるような上司になりそうですね。

第6位 徳川家康

天下分け目の関ヶ原の戦いに勝利し、江戸幕府を開いた徳川家康。「頭良さそう」「気軽に話せそう」との声がよせられました。戦国時代に終止符をうった将軍が上司だと、大きなプロジェクトも戦略を持って成功させそうですよね!

第7位 野口英世

医学の道を志し、世界で活躍。最後は黄熱病の研究中に自身が感染し、亡くなります。人類の幸福のために生涯を捧げた野口英世ですが、“千円札の顔”としても有名ですよね。「人のためやることが凄いと思った」「目標に向かって頑張り抜く姿がかっこいい、もう天才!」「自分を犠牲にしてまで人々を助けたのでそーゆーところがすごく尊敬」「研究熱心だから革新的な企画や案を出して部署を盛り上げてくれそう」との声が。“人のために”動く姿に尊敬の念を抱くZ世代が多く、まさに理想の上司のようです。

第8位 渋沢栄一

日本初の銀行を設立し、約600の教育機関・社会公共事業の支援、民間外交にも尽力した渋沢栄一。「渋沢栄一みたいに頭がいい上司がいい」「色んな会社に関わっていて、信頼できるなと思った」「巧みな経営手腕とリーダーシップで学べることが多そう」との声が。優れたビジネスセンスで部下を引っ張っていってくれそうですね!

第9位 聖徳太子

冠位十二階を制定し、それまで世襲制だった官僚体制を才能・功績に応じて位階が与えるものとした聖徳太子。この制定により、世襲せずに才能・功績により昇進が可能となり、大きく人材登用の道が開かれたそうです。「人の話を沢山聞けて一人一人対応ができるから」「みんなの意見を聞いてくれそう」「平等に見てくれそう」と、偏見なく人の話を聞き、平等な目で部下を評価してくれる印象があるようです。

第10位 与謝野晶子

歌集『みだれ髪』、日露戦争中に、従軍中の弟の身を案じて詠んだ長詩『君死にたまふこと勿れ』が代表作として有名な歌人、与謝野晶子。当時、国賊的であると批判を受け、その執筆活動が注目を浴びたようですが、「弟思い。意志をはっきりと言葉で表せる。」「戦争の事教えてくれそう」と、本当の気持ちを歌い上げる姿に惹かれるとの声がありました。もし与謝野晶子が令和の時代に生きていたら、周りに流されず意見をはっきりいう素敵な上司になりそうですね。

※集計期間 2022/3/4~2022/3/15  有効回答数10〜24歳 男女 1245人

 

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