生涯に30回改名し、90回以上転居

葛飾北斎(1760-1849)は、90歳で亡くなるまで3万点以上の作品を描いたといわれる浮世絵師。「画狂老人」と自称したように、老いても創作意欲は盛んで、代表作「富嶽三十六景」は70歳を越えて刊行されたものだ。

北斎は、生涯に30回改名し、90回以上転居したといわれる。
環境を変えることは気分転換になり、制作意欲を旺盛にしたことだろう。一日に3回引っ越したこともあるといわれ、75歳の時には既に50回以上の転居をしていたらしい。

さらに理想に向かっての尽きない情熱があった。北斎は74歳のとき、「ようやく動植物の描き方が多少わかるようになった。100歳で神妙の域に進み、110歳になれば一点一画を生きているように描けるだろう」と述べている。

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欠かさず食べていたクワイ

北斎はとくに養生に熱心だったわけではないが、クワイを欠かさず食べていたという。
クワイは栄養価が高い根菜で、とくにたんぱく質は豆類に匹敵するという。栄養価も高く、100gあたりのカロリーはおよそ126kcalあり、サツマイモと同じくらい。また、カリウム、葉酸、カテキンなども含むため、北斎の健康維持に益があったことだろう。

北斎の最期の言葉は、「あと10年、いやあと5年生きることができれば、本当の絵師になれるのに」であった。

文/内田和浩

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