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見た目も独特な『小布施堂』の季節限定の栗のスイーツ「朱雀」。お茶付きで1000円。

いよいよ秋本番。山々は次第に彩られ、実りの季節を迎えました。この時期の旬の味覚の中でも、老若男女を問わず人気の食材「栗」を求めて、長野県の小布施町を訪れました。小布施町は、丹波地方(兵庫・京都)や岐阜の中津川に並ぶ栗の名産地として知られています。

多くの栗菓子店が軒を連ねる風景に心を躍らせながら向かったのは、明治30年代から栗菓子を作り続けている名店『小布施堂』です。ここでは、限られた時季だけ、併設する喫茶室で「朱雀」(すざく)という栗を使った稀少な和菓子が味わえます。上品な甘みとコクのある栗餡の上に、採れたての栗に甘みをいっさい加えず裏ごしして素麺状に盛った、新栗の繊細な風味や旨みを満喫できる逸品です。

毎年、この栗菓子を楽しみにしているファンは多く、遠方からの来客も少なくないそうです。

小布施は栗の生産量という点では全国有数というわけではありません。しかし、栗栽培の歴史は長く、室町時代にさかのぼると伝えられています。もともと、水はけの良い扇状地であり、なおかつ酸性の土壌が味の良い栗を栽培するのに好条件だったそうです。その美味しさは江戸でも評判となり、選りすぐりの最上の栗は「ご献上栗」として将軍に献上されたほどでした。こうした歴史の中で「小布施栗」のブランドが確立されていったのです。

今年の「朱雀」の販売期間は9月10日から10月中旬頃まで。大変人気の品であるがゆえ、混雑を避けるために朝の8時30分から「朱雀」の整理券が配布されます。土日や祝日となると整理券を求めて8時前から行列ができ、あっという間に完売となってしまうこともありますが、平日なら比較的待たずに味わえるそうです。

紅葉の時期、ドライブなどで信州方面に行かれる方は、ちょっと足を延ばして『小布施堂』を訪ね、絶品の栗菓子を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

■小布施堂本店
住所/長野県上高井郡小布施町小布施808
TEL/026-247-2027
URL/http://www.obusedo.com/

 

 

 

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