昨年大好評をいただいた、『ザ・スコッチハウス』スケジュール手帳。2024年版には、この伝統あるブランドの日本上陸50周年を記念した限定タータン柄をあしらいました。
表紙には手触りの良い上質紙を用い、耐久性のあるフィルム加工を施してあります。月別と年間カレンダーに加え、便利な方眼のメモをたっぷりとご用意しました。是非ご愛用ください。
History of THE SCOTCH HOUSE
『THE SCOTCH HOUSE』は、グラスゴー(英国、スコットランド南西部)出身のGardiner(ガーディナー) 兄弟が1839年にツイードとタータンを揃えた店をロンドンに構えたことが発祥だといわれています。Gardiner兄弟は、当時民族衣装であったタータンをファッションとして普及させ、また後に世界中から評価されるようになったスコットランド素材やニットを拡げた先駆者でした。1986年には衣料部門において国に貢献した功績が認められ、Coat of Arms(紋章)が与えられました。この中に刻まれている“Seirbheis le treibhdhireas”とはゲール語で“誠実なサービス”という意味です。Knightsbridge(ナイツブリッジ)地区にあったお店の跡地は、今でも地元の人達に“ScotchCorner”と呼ばれています。
この記事は本誌2023年11月号より転載しました。撮影/稲田美嗣 撮影協力/堀けいこ