いまや生活必需品家電のひとつといっても過言ではない、スマートフォン(略してスマホ)。様々な機能があるのはわかっているものの、サライ世代の方からは、電話とカメラ、メール、LINE以外は使いこなせていないという声をよく聞きます。
そこで、今回もスマホのちょっと困った問題の解決方法を、スマホ講座なども行うプロ集団「女子部JAPAN(・v・)」がご紹介します。やりかたを知るだけで、スマホがとっても使いやすくなりますよ!
第80回のテーマは「iPhoneの『スクリーンタイム』の使い方」です。
ついスマホを使うのに夢中になって気づいたら長時間使っていたことはありませんか? ちなみにスマホは使用時間を調べることが可能です。今回はiPhoneを例に、使用時間を見ることができる「スクリーンタイム」の使い方やスマホを使いすぎているときに利用したい休止時間の設定方法をご紹介します。
「設定」から「スクリーンタイム」を選択
ホーム画面から「設定」をタップします。そして出てきた画面をスクロールすると出てくる「スクリーンタイム」を押します。
すると、1週間分のiPhoneを使った時間が曜日別で表示されます。詳細を見たいときは、「すべてのアクティビティを確認する」をタップします。
ここではどういったカテゴリのアプリをどのくらい使ったか、曜日ごとにグラフなどで使用時間が表示されます。「日」をタップすると、日別に詳細な使用時間がわかります。
日別の画面をスクロールしていくと「よく使われたもの」に使用時間が長かったアプリやサイトが表示。さらにスクロールすると、スマホを持ち上げた時間などが表示されます。
「休止時間」を設定する
「スクリーンタイム」を見て、それよりも使用時間を減らしたいと思った場合、一定の時間、スマホの基本的な機能しか使えないようにできる「休止時間」を利用するのがおすすめです。設定するには画面にある「休止時間」をタップ。
明日までスマホを使わない=休止する場合は「明日まで“休止時間”をオンにする」をタップします。すると、「設定」や「電話」など主要なアプリ以外はすべて使えなくなります。
決まった時間だけ休止する場合は「スケジュール」の横にあるボタンを「オン」に。もし毎日の場合は「毎日」をチェックし、その下にある「開始」と「終了」のところをそれぞれタップして時間を調整します。
曜日によって時間を決める場合は、「曜日別に設定」をチェックし、曜日ごとに「開始」と「終了」時間を調整します。休止しない曜日は、時間を調整する画面の上部にボタンがあるので、これをオフにします。
これで、設定した曜日・時間になると、「設定」や「電話」などの主要なアプリ以外、スマホアプリを使うことができなくなります。
もしiPhoneを使いすぎているから何か対策したいと思ったときには、今回の方法を参考にして設定してみてください。
※iPhone SE/iOS15.3.1で実施。
文/女子部JAPAN Hicary
女子部JAPAN(・v・)
2010年に「iPhone女子部」として発足して以来、スマホをはじめ、女子が気になるモノ・コトを体験・解決しているコミュニティ・メディア。雑誌でのスマホ特集の監修や著書もあり。スマホ講座の講師やカリキュラム作成も手がけている。
https://www.iphonejoshibu.com/