サライの通販「らくだ屋通信販売部」商品

CITIZEN「Eco-Drive One」｜腕時計の本質を追求した厚さ1mmのムーブメント

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2022/1/10

写真＝ピンクゴールド×ブラック
薄く研ぎ澄まされた美しさを誇る時計は、光発電開発40周年を記念したフラッグシップモデル。シンプルかつ力強いデザイン。

シチズンが総力を挙げて世界最薄（※）の光発電ムーブメントを開発。
驚きの軽さと薄さで腕時計の常識を変える。

独自技術を生かした時代の先を行く時計作り

「シチズン」は、時計の部品製造から組み立てまで、すべて社内で一貫製造する「マニュファクチュール」で、大正7（1918）年の創業以来、数々の先進的な時計を生み出してきた。昭和51年には世界初のアナログ式光発電時計を開発、そのテクノロジーを『エコ・ドライブ』と名付けた。
「当時は電池式のクオーツ時計が主流だったため、エコ・ドライブの誕生は、まさに時代が大きく動いた瞬間でした。太陽光はもちろん、室内のわずかな光も電気に換えて時計を動かし、余った電気は二次電池に蓄えます。電池交換が要らないため、使用後の電池を捨てることがなく、環境にも優しい時計です」と、開発営業部の吉原真結美氏は語る。

そして時代と共に進化を続けたエコ・ドライブを搭載して作られたのが、今回ご紹介する『Eco-Drive One』だ。シチズンの基幹技術であるエコ・ドライブの誕生40周年を記念して、平成28年に作られたモデルである。世界最薄（※）となる厚さ1mmのアナログ式光発電ムーブメントを内包したスタイリッシュな腕時計は、シチズンが長年培ってきた技術の結晶だ。
「腕時計の本質は、精度、永続的な駆動、腕にまとったときの美しさです。この本質的な価値を表現するために、これまで以上の薄さを求め、極薄の時計作りが始動しました。身に着けたときの驚きと楽しさを提案することを目指したのです」（吉原氏）

薄さを追求するため部品の多くを作り直す

『Eco-Drive One』の名称は薄さ1mmのムーブメントから名付けられたもの。驚異の薄さの実現には数々の困難があったと吉原氏。
「従来品の半分の薄さである1mmの光発電ムーブメントを開発目標としたため、ほぼすべてのパーツが新規開発の対象でした。しかし、そこは、マニュファクチュールとしての腕の見せどころ。多くのパーツを一から見直し、試行錯誤をしながら、部品を作り直しました。また、1つのパーツに2つの役割を持たせるなど、随所に工夫を凝らし、限られたスペースに歯車や二次電池など、85個もの部品を収めたのです。そして、厚さわずか1mmの光発電ムーブメントを保護するための外装材料は硬くなければなりません。それゆえに加工が困難で、設計にもさまざまな制約がありました。すべてにおいて、寸法との過酷な闘いでしたね」

ご用意したカラーは2種類。1ピンクゴールド×ブラックは、強いコントラストで存在感を放ち、2ピンクゴールド×ホワイトは、淡く優しい色合いが視覚的にも軽さを感じさせる。腕に装着すれば、驚きの薄さと軽さを体感でき、どのような装いともマッチ。袖口から時折のぞくシャープな輝きが高級感を醸し出す。過剰な機能や華美な装飾を削ぎ落としているからこそ、シンプルで洗練された雰囲気をまとえるのである。

心地よい腕へのフィット感フル充電で約12か月駆動

バンドはワニ革を採用。ほかの革素材に比べて薄く、耐久性に富んでいる。鱗の描く自然な模様や艶がスタイリッシュな印象を与え、時計本体のデザインに調和し、しなやかな装着感を実現する。

一度フル充電をすれば、約12か月も駆動する機能性も魅力的。人生という時を刻むのに相応しい、強く美しい時計である。

※アナログ式光発電ムーブメントとして。2021年9月、シチズン時計調べ。