いまや生活必需品家電のひとつといっても過言ではない、スマートフォン(略してスマホ)。様々な機能があるのはわかっているものの、サライ世代の方からは、電話とカメラ、メール、LINE以外は使いこなせていないという声をよく聞きます。
そこで、今回もスマホのちょっと困った問題の解決方法を、スマホ講座なども行うプロ集団「女子部JAPAN(・v・)」がご紹介します。やりかたを知るだけで、スマホがとっても使いやすくなりますよ!
第36回のテーマは「逆光できれいに写真を撮る方法」です。
フラッシュをオンにする
せっかく美しい背景で写真を撮ったのに、逆光で顔が真っ黒になってしまった経験がある人もいるのではないでしょうか? 逆光の中でもきれいに写真を撮る方法を、iPhoneの場合を例にご紹介します。まずフラッシュをオンにして撮影する方法です。
まずホーム画面から「カメラ」のアイコンを押して、カメラを立ち上げます。画面上の左端にあるカミナリのアイコンをタップ。
フラッシュを「自動」なのか、「オン」か、「オフ」か選択肢が出てくるので、「オン」を押します。
「オン」になっていると、カミナリのアイコンが黄色くなっています。これを確認して、画面下中央にあるシャッターボタンを押して撮影します。
こちらが通常の写真。
フラッシュをオンにして撮った写真。
通常では暗くなっていたところが少し明るく撮れているのがわかります。
HDR機能をオンにする
フラッシュをオンにして撮影する以外の方法が、HDR機能をオンにすること。HDR機能とは、露出が明るい写真、暗い写真、中間の写真の3枚を自動的に撮影。それを合成させて明るさを調整した写真を撮る機能です。
まず、カメラを立ち上げたら画面上部の「HDR」をタップ。
「自動」、「オン」、「オフ」と選択肢が出てくるので、「オン」をタップします。
「HDR」の文字が黄色くなっていたら、オンになっている状態です。これで画面下中央のシャッターボタンを押して、撮影します。
こちらが通常の写真。
HDRをオンにしたときの写真。
HDRをオンにすると、逆光のときに暗くなるのを防ぐほか、反射部分などの白飛びをなくし、くっきりとした撮影をすることも可能です。
逆光時の撮影に困っていた人は、ぜひ今回の方法を活用してみてください。
※iPhone7/iOS14.0.1で実施。
文/女子部JAPAN Hicary
女子部JAPAN(・v・)
2010年に「iPhone女子部」として発足して以来、スマホをはじめ、女子が気になるモノ・コトを体験・解決しているコミュニティ・メディア。雑誌でのスマホ特集の監修や著書もあり。スマホ講座の講師やカリキュラム作成も手がけている。
https://www.iphonejoshibu.com/