いまや生活必需品家電のひとつといっても過言ではない、スマートフォン(略してスマホ)。様々な機能があるのはわかっているものの、サライ世代の方からは、電話とカメラ、メール、LINE以外は使いこなせていないという声をよく聞きます。
そこで、今回もスマホのちょっと困った問題の解決方法を、スマホ講座なども行うプロ集団「女子部JAPAN(・v・)」がご紹介します。やりかたを知るだけで、スマホがとっても使いやすくなりますよ!
第81回のテーマは「iPhoneでアプリの使用時間を制限する方法」です。
スマホを使いすぎていると感じるとき、用がないのについつい見てしまうなど特定のアプリを使いすぎている可能性があります。その場合、使いすぎを防ぐためにアプリの使用時間を制限することができます。今回はiPhoneを例にその設定方法を紹介します。
「スクリーンタイム」から設定する
まず、ホーム画面から「設定」をタップします。画面をスクロールすると「スクリーンタイム」という項目が出てくるのでこれを押します。
出てきた画面にある「App使用時間の制限」をタップします。
特定のアプリに使用時間制限をかけるため、「制限を追加」を押します。
制限をかけたいアプリが属しているカテゴリをタップ。今回は例としてTwitterアプリに時間制限をかけるので、「SNS」を選択します。
するとそのカテゴリにあてはまるアプリが一覧で表示されるので、制限をかけたいもの(今回はTwitter)をタップします。選択したら「次へ」を押します。
制限する時間を設定します。この時間は1日あたりアプリが使用できる時間になります。ちなみに、「曜日別に設定」を押すと、曜日ごとに時間を変更することができます。時間を決めたら「追加」をタップします。
これで「App使用時間の制限」のボタンがオンになっていれば設定完了です。
1日の使用時間経過後、どうしても使いたいときの対処法
実際に使用時間を制限したアプリを使うと、残りあと5分でアラートが表示されます。
使用時間を過ぎるとアプリを開いても、このような画面が表示されてしまい使えなくなります。
ただ、「制限を無視」をタップすると、制限時間の延長などが可能なのでどうしても使用したいときはこの機能を活用するといいでしょう。
スマホを触るとついつい見てしまうアプリがあるけれど、できれば長時間使いたくない場合、今回紹介したアプリの使用時間制限を設定してみてください。
※iPhone SE/iOS15.3.1で実施。 文/女子部JAPAN Hicary
女子部JAPAN(・v・)
2010年に「iPhone女子部」として発足して以来、スマホをはじめ、女子が気になるモノ・コトを体験・解決しているコミュニティ・メディア。雑誌でのスマホ特集の監修や著書もあり。スマホ講座の講師やカリキュラム作成も手がけている。https://www.iphonejoshibu.com/