よく一緒に食べるサイドメニューは「ごはん」と「キムチ」が人気の傾向に
みんな大好き焼き肉! 家族で食べる焼き肉はちょっとしたイベント感もありますよね。
LINE株式会社のスマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ(https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/)」では、日本全国の男女を対象に、毎月29 日の「肉の日」にちなんで、好きな焼き肉の部位や、よく一緒に食べるサイドメニューについて調査しました。さっそくその結果をご紹介しましょう。
好きな焼き肉の部位TOP3は「牛タン」「牛カルビ」「牛ハラミ/サガリ」
ふだん自宅やお店などで焼き肉を食べるかどうか、食べる場合は牛肉・豚肉・ラム肉の中で(鶏肉を除く)好きな部位/種類について聞きました。
全体1位は「牛タン」、2位は「牛カルビ」でどちらも6割超と僅差でした。3位は「牛ハラミ/サガリ」で約5割、そして4位は「牛ロース」で4割超となりました。全体の上位4位までは、いずれも牛肉が並びました。
全体5位から8位までは「豚カルビ」「豚バラ(サムギョプサル)」「トントロ(ピートロ)」「豚ロース」と豚肉が占め、いずれも2割台で続きます。9位には「牛サーロイン」、10位には「牛ヒレ/ヘレ(シャトーブリアン)」と、牛肉の中でも高価な部位がランクインしています。
年代別にみると、全体と同じく「牛タン」「牛カルビ」が全ての年代でTOP2を占めています。「牛タン」は特に20代で7割弱と、ほかの年代よりも割合が高めです。50代のみTOPが入れ替わり「牛カルビ」が1位。50代では「牛カルビ」「牛ロース」の割合がもっとも高く、この2つは年代が上がるにつれて割合が高くなる傾向もみられます。また「牛ハラミ/サガリ」は30~40代の割合が高く、それぞれ6割弱でした。
ランキング外となりましたが、男性の30代以上では「ミノ」「シマチョウ(テッチャン)」の割合が2割超と高く、特に40代男性の割合がやや高い傾向にありました。男女ともに10~20代では割合が低めでした。さらに10代では、そもそも「焼き肉は食べない」という人の割合が、他の年代に比べてやや高いこともわかりました。
よく食べる焼き肉のサイドメニュー1位は「ごはん」、2位は僅差で「キムチ」
焼き肉を食べるとき、よく一緒に食べるサイドメニュー/一品について聞きました。
※飲み物を除き、自宅もしくはお店で食べるときどちらも含めて回答いただきました。
全体TOP2は「ごはん(白ごはん)」「キムチ(白菜キムチ、オイキムチ、カクテキなど)」で、どちらも5割超でほぼ同率でした。
3位から5位までは「焼き野菜(タマネギ、カボチャ、ししとうなど)」「サンチュ」「生野菜/野菜サラダスティック(冷やしトマト、塩キャベツなど)」の野菜系が続きます。6位は「スープ(ユッケジャン、コムタン、わかめスープなど)」、そして7位はデザート系から「アイスクリーム/シャーベット」がランクイン。8位と10位には、〆に食べたい「ビビンパ」「冷麺」がランクインしました。
年代別ランキングでは、「ごはん(白ごはん)」は10~20代で1位。30~50代では「キムチ(白菜キムチ、オイキムチ、カクテキなど)」が1位となっています。「ごはん」は、特に10代で割合が高く6割超。「キムチ」は特に、50代で6割超と高い割合でした。
デザート系の「アイスクリーム/シャーベット」は10代で2位、20代で4位にランクインし、その他の年代ではランキング外という結果に。男性と比べて、女性の割合が高めでした。特に10代女性では、5割弱と割合が高くなりました。また30代以降では、「サンチュ」「焼き野菜」「生野菜/野菜サラダスティック」の野菜系が3つともランクインしています。これらの野菜系メニューは、年代が上がるにつれて割合が高くなる傾向がみられます。一方で、男性10~20代は他の層に比べると割合が低めでした。
男女別では、全体的に女性のほうがそれぞれの選択肢の割合が高いものが多く、何かと一緒に食べることが多い様子がうかがえました。「焼き野菜」などの野菜系メニューは、男性と比べて女性のほうが人気で、年代が上がるほど割合が高くなる傾向に。スープメニューも女性のほうが人気で、特に20代女性の割合が高めでした。
一方、女性よりも男性の割合が高いのは「ごはん (白ごはん) 」。同じご飯系でも「ビビンパ」は男性よりも女性の割合が高くなっていました。「冷麺」については、男女差はあまりみられずどちらも2割台後半でした。
【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~59歳の男女
実施時期:2021年6月4日~2021年6月7日
有効回収数:5252サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なる場合があります
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