ビジネスクラス

ゆったりとしたシートや豪華な機内食はもちろん、チェックインの時間が優遇されていたり、専用ラウンジが用意されていたりと、エコノミーよりもランクの高い空の旅ができる、ビジネスクラス。阪急交通社がツアー送客者数を元に航空会社のビジネスクラスランキングを公開しました。
せっかく利用するなら、快適なビジネスクラスを選びたいですね。早速、チェックしていきましょう。

■ 気になるランキングの結果は……!

航空会社のビジネスクラスランキングは下記のような結果が出てきました。

航空会社ビジネスクラスのランキング
1位 ANA 
2位 キャセイパシフィック航空 
3位 フィンランド航空 
4位 JAL(日本航空) 
5位 ルフトハンザドイツ航空 
6位 シンガポール航空 
7位 エミレーツ航空 
8位 ターキッシュ エアラインズ 
9位 マレーシア航空 
10位 デルタ航空
対象:2018年7月1日~2019年6月30日における、阪急交通社による全国のビジネスクラス送客数

約10年ぶりに新シートを導入したことでも話題になったANAが1位に輝いています。各航空会社、ビジネスクラスの特徴について、ランキング順に詳しくご紹介していきましょう。
※座席やサービスの内容は、搭乗する機材、時期により異なる場合があります。

1位 ANA

ビジネスクラス

2019年8月より、約10年ぶりにファーストクラス・ビジネスクラスのシートを一新したANA。ビジネスクラスはドア付きの個室型で、前後の向きを互い違いに配列することで、今までにない広さを実現しています。もちろん、フルフラットになるので、就寝時も快適です。各席のモニターは24インチと大きく、4Kにも対応。
英国の航空サービス調査会社スカイトラックス社による「2019年ワールド・ベストビジネスクラス トップ10」でもANAは2位にランクインしています。 空港の専用ラウンジは、羽田、成田、関西に加え、2019年春にホノルルにも誕生。美味しい食事を楽しみながら、リラックスした時間を過ごせます。

2位 キャセイパシフィック航空

ビジネスクラス

日本各地から香港、また香港から多方面に就航しているキャセイパシフィック航空。長距離路線のビジネスクラスシートは、斜めに配置された個室型で、フルフラットベッドにもなり快適です。機内食は環境に優しい旬の食材を使用、受賞歴のあるワインや各種飲み物も楽しむことができます。
豊富な収納スペース、上質なアメニティキット、タッチスクリーン式パーソナルモニターなど、空の旅を快適に楽しく過ごすための設備も充実。 ビジネスクラス利用者が使用できる専用ラウンジは香港国際空港に4つあり、食事やドリンク、シャワールームなどを利用できます。

3位 フィンエアー

ビジネスクラス

東京、名古屋、大阪、福岡に就航しており、便数が多いフィンエアー(フィンランド航空)。長距離路線のビジネスクラスは、斜めに1-2-1で配置されたフルフラットシート。プライベート空間がしっかり確保されています。
機内食は、地元の食材を使った北欧料理で、厳選された上質のワインも楽しめます。また、マリメッコがデザインしたアメニティキットが配布されるほか、座席に配置されたクッションやテーブルウェアもマリメッコで統一されています。

4位 JAL(日本航空)

ビジネスクラス

各方面に就航し便数が多い日本航空のビジネスクラスは、長距離路線はもちろん、ハワイや東南アジアなどの中距離路線でもフルフラットシートが採用されています。
機内エンターテインメントではソニーのノイズキャンセリング機能付きヘッドホンが使用でき、快適に映画も楽しめます。
日本発便では、ラーメンやカレーなどの限定メニューを提供。専用ラウンジは、羽田や成田、ホノルル、サンフランシスコなど世界各地に多数あります。

5位 ルフトハンザドイツ航空

ビジネスクラス

東京、名古屋、大阪に就航しているルフトハンザドイツ航空。長距離路線のビジネスクラスは、全長約2mの水平に眠れるシートになっており、快適でゆとりある機内の空間を満喫できます。
機内食は高級陶器で1皿ごとに提供され、厳選された上質なワインと共に味わうことができるので、上質なレストランにいるようです。

6位 シンガポール航空

ビジネスクラス

日本各地からシンガポールへ、またシンガポールを経由地として多方面に就航しているシンガポール航空。座席の前後の間隔が約86センチとゆったりとした配列は、ビジネスクラスでは最大級とされています。
機内食は洋食、和食、中華、シンガポール料理などの中から好きな料理を搭乗前に予約できる「ブック・ザ・クック」を採用しています。

7位 エミレーツ航空

ドバイを経由地として多方面に就航しているエミレーツ航空。 シートはほぼフラットになる、「フラット・ベッド・シート」を採用しており長い空の旅も快適に過ごせます。機内食は新鮮な食材を使用した地方色豊かな料理、食器は有名なブランドとコラボレーションしたものです。
また、機内にはファースト・ビジネスクラスだけが利用できるラウンジがあり、バーでお酒を楽しみながら、他の乗客との会話も楽しむことができます。

8位 ターキッシュ エアラインズ

ビジネスクラス

イスタンブールを経由地として多方面に就航しており、就航都市数世界一を誇るターキッシュ エアラインズ。ビジネスクラスは198センチのベットになるフルフラットシートを採用しています。
過去数々の受賞に輝いている機内食は、フライングシェフと呼ばれる専門シェフが機内で調理することでも話題となっています。

9位 マレーシア航空

ビジネスクラス

2018年、大型機材エアバスA380を就航させたマレーシア航空。ビジネスクラスは、17インチの大型個人用モニターが設置された約188センチのフルフラットシートを採用しております。
機内食は豊富なメニューから好きなものを予約できる「シェフ・オン・コール・メニュー」が利用できます。専用ラウンジはクアラルンプール国際空港のみですが、成田空港では日本航空が運営する「サクララウンジ」を利用できます。

10位 デルタ航空

ビジネスクラス

北米、ハワイへ日本各地から就航しているデルタ航空。ビジネスクラス「デルタ・ワン スイート」は、フルフラットシートにスライド式のドアがついた個室型でプライバシー性を確保。アイマスクや靴下、ローション、リップバームなどのアメニティキットも用意されていて安心です。
寝具は「ウェスティンホテル」がデルタ航空専用に開発したこだわりの高級寝具を採用し、快適な眠りを提供しています。

***

特に長距離路線では機内で過ごす時間も長く、フライト中の快適さは重要になってきます。その点ビジネスクラスなら、水平にして横になれるフルフラットシートや寝具、アメニティの提供まであり、機内食のレベルも上がります。
普段ビジネスクラスは選ばないという方も、ツアーだと安く提供されているケースもあるので、選択肢に入れて探してみるのもいいかもしれませんね。

 

 

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