
家族や友人との食事代の精算や、グループでの集金を、LINEのトーク画面からPayPayで行える機能があります。
以前は「LINE Pay」というLINE内の決済サービスがありましたが、2025年4月にサービスを終了しました。現在は、LINEのトーク画面からPayPayの残高を送ったり、支払いを請求したりすることができます。
ここでは、この機能の準備から実際の操作手順まで、順を追って説明します。
※AndroidやiPhoneのOSのバージョンなどによって、動作手順に多少の違いがある可能性があります。
使う前に確認しておくこと
LINEのトーク画面からPayPayを使うには、いくつかの前提条件があります。操作を始める前に、以下の点を確認してみてください。
必要なものを用意する
この機能を使うには、次のものが必要です。
・LINEアプリ(バージョン14.16.0以上。最新バージョンへのアップデートが必要です)
・PayPayアプリ(バージョン4.64.0以上。同様に最新版にアップデートしておいてください)
PayPayアプリをまだお持ちでない場合は、AndroidならGoogle Play、iPhoneならApp Storeで「PayPay」と検索し、インストールしてください。インストール後はPayPayアプリを開き、ログインした状態にしておく必要があります。
できること・できないことを整理する
この機能では、次のことができます。
・LINEの友だちにPayPay残高を送る(1対1のトークのみ)
・LINEの友だちにPayPayで支払いを請求する(1対1のトーク・グループトーク)
一方、次のことはできません。
・オープンチャットやLINE公式アカウントでの利用
・パソコン版LINEでの利用
LINEからPayPay残高を送る方法
割り勘で立て替えてもらった分を返したい時、家族にお小遣いを渡したい時などに使えます。操作はLINEのトーク画面から始め、途中でPayPayアプリに移動します。
残高を送る手順(1対1のトーク)
以下の手順で操作します。
1.PayPay残高を送りたい相手とのトーク画面を開きます。
2.メッセージ入力欄の左にある「+」アイコンをタップします。

3.メニューの中から「送る・受け取る」をタップします。

4.「送るリンクを作成」をタップします。

5.PayPayアプリに移動します。送りたい金額を入力して「次へ」をタップします。
※PayPay残高が不足している場合はチャージが必要です。PayPayアプリのホーム画面から「チャージ」をタップして残高を追加してみてください。
6.「LINEでリンクを送る」をタップします。
7.LINEのトーク画面に戻り、「シェア」をタップします。トーク画面に送金リンクが送信されます。

相手への伝え方
相手のトーク画面にリンクが届きます。相手はリンクをタップし、PayPayアプリで「受け取る」をタップすると完了です。有効期限は2日間ですので、早めに受け取るよう相手に伝えておくと安心です。
※相手がPayPayアカウントを持っていない場合は、受け取りのためにPayPayアプリのインストールと登録が必要です。
LINEからPayPayで支払いを請求する方法
立て替えた食事代を後で返してもらいたい時、グループ旅行の費用を事前に集金したい時などに便利です。1対1のトークでもグループトークでも利用できます。
1対1のトークで請求する手順
以下の手順で操作します。
1.請求したい相手とのトーク画面を開きます。
2.メッセージ入力欄の左にある「+」アイコンをタップします。
3.メニューの中から「送る・受け取る」をタップします。
4.「請求リンクを作成」をタップします。

5.PayPayアプリに移動します。請求したい金額を入力して「〇〇円を追加する」(〇〇には入力した金額が入ります)をタップします。
6.「LINEの友だちにリンクをシェアする」をタップします。
7.LINEのトーク画面に戻り、「シェア」をタップします。トーク画面に請求リンクが送信されます。

リンクを受け取った相手は、リンクをタップしてPayPayアプリを開き、支払いを完了できます。
※請求リンクの支払い期限は14日間です。
グループトークで請求する手順(全員に同じ金額を請求する場合のみ)
グループ旅行や食事会など、複数人に同じ金額を請求したい時に使えます。
なお、グループトークでは全員に同じ金額しか請求できません。金額が異なる場合は、1対1のトークをお使いください。
1.請求したいグループのトーク画面を開きます。
2.メッセージ入力欄の左にある「+」アイコンをタップします。
3.メニューの中から「請求」をタップします。

4.PayPayアプリに移動します。請求したい金額を入力して「〇〇円を追加する」(〇〇には入力した金額が入ります)をタップします。
5.「LINEの友だちにリンクをシェアする」をタップします。
6.LINEのトーク画面に戻り、「シェア」をタップします。グループ全員に請求リンクが送信されます。
お金を扱う上で知っておきたいこと
LINEのトーク画面からPayPayを使うのは便利ですが、お金が関わる操作のため、いくつか注意しておきたい点があります。
操作後に残高が見当たらない場合
残高や取引履歴はLINEではなくPayPayアプリに反映されます。PayPayアプリの取引履歴から確認してください。
送金・支払いの取り消しができない場合がある
相手が受け取った後の送金は元に戻せません。操作の途中には確認画面が表示されます。金額と相手の名前を確認するよう心がけましょう。
もし誤って送金してしまった場合は、相手に「誤送金だったので送り返してほしい」と依頼し、同じ金額を送金してもらうよう相談してみてください。
不審な請求には注意する
LINEのトークで「急いで送って」「今だけ必要」といった言葉とともに送金を求められた場合は、すぐに応じないようにしてください。
家族や知人の名前でも、内容に違和感を持ったら、電話など別の手段で本人に確認するのが安全です。PayPayの送金リンクが届いても、心当たりがない場合はタップしないようにしてください。
最後に
LINEのトーク画面からPayPayを使うと、食事代の精算やグループでの集金など、日常のお金のやり取りをスムーズにできます。操作前に確認画面をよく読み、金額と相手を確かめてから進む習慣をつけておくと、安心して使い続けることができます。
●監修/三鷹 れい(みたか れい|京都メディアライン・https://kyotomedialine.com FB)
プログラマー。中小企業のDX化など、デジタル分野での支援をしている。主な開発分野はバックエンド・フロントエンド・アプリ。その他、歴史などの人文系にも興味を持つ。











