今後の出場大会などが決まりました
スイム3.8km、バイク180.2km、ラン42.2kmの計約226kmを制限時間内にゴールするトライアスロンの中でも最も過酷な競技種目『アイアンマン(鉄人)レース』の世界選手権大会(9月、フランス・ニースで開催)出場を目指す稲田選手。出場権を得るには、6月にハワイで行われるレースを制限時間内にゴールする必要があります。
稲田弘(いなだ・ひろむ)選手 プロフィール
1932年11月19日生まれ。和歌山県出身。大学卒業後にNHKに入局し、放送記者として活躍。難病となった妻の看病のため60歳で定年退職。介護中に水泳を始め、マスターズ大会に出場するまでに。69歳からロードバイクを始め、70歳でトライアスロンデビュー。79歳を迎える2011年、ロングトライアスロンの世界選手権初出場を果たした。以来、同大会に9年連続で出場。2016、18年の年代別での優勝は、世界記録に認定されている。千葉県在住。
このたび、このレースに向けた稲田選手の国内での調整スケジュールが決まりました。2月下旬に石垣島(沖縄県)で、3、4月に館山市(千葉県)で合宿を行い、4月9日に石垣島トライアスロン大会に出場します。
石垣島トライアスロン大会は、鉄人レースの約4分の1にあたる「スタンダードディスタンス(スイム1.5km、バイク40km、ラン10kmの計約60.5km)」を4時間45分以内にゴールするものです。この大会で調整を行い、6月のハワイ(約113km)、9月のニース(約226km)へとつなげていきます。稲田選手の挑戦にご注目ください。
引用元:産経新聞社