いまや生活必需品家電のひとつといっても過言ではない、スマートフォン(略してスマホ)。様々な機能があるのはわかっているものの、サライ世代の方からは、電話とカメラ、メール、LINE以外は使いこなせていないという声をよく聞きます。
そこで、今回もスマホのちょっと困った問題の解決方法を、スマホ講座なども行うプロ集団「女子部JAPAN(・v・)」がご紹介します。やりかたを知るだけで、スマホがとっても使いやすくなりますよ!
第83回のテーマは「うっかり聞き逃しそうな音をiPhoneに通知する方法」です。
日常生活を送っていて、水の出しっ放しややかんの音など、ぼんやりしているとうっかり聞き逃してしまいそうな音ってありますよね。その音を認識すると通知を送ってくれる「サウンド認識」という機能がiPhoneにはあります。この設定方法を今回はご紹介します。
「設定」の「アクセシビリティ」から機能をオンにする
ホーム画面の「設定」をタップし、画面をスクロールしたら出てくる「アクセシビリティ」を押します。
出てきた画面にある「サウンド認識」をタップします。
「サウンド認識」のところにあるボタンを押し、オン(緑色)にします。
認識する音を選択する
サウンド認識をオンにしたら、どの音をiPhoneに聞き取ってもらうか設定するため、画面の下にある「サウンド」をタップします。
するとこのように、さまざまな音の項目が表示されます。今回は試しに「水の出しっ放し」をオンにしてみます。その場合、出てきた項目のなかから「水の出しっ放し」をタップ。
「水の出しっ放し」のところにボタンが出てくるので、これをタップしてオンにします。
ちなみに通知音を変えることもできます。その場合は、「通知音」を押します。すると設定できる音が表示されるのでこのなかから好きなものを選択して、タップ。これで、「サウンド認識」の設定は完了です。
これで設定した音らしきものをiPhoneが認識すると、通知が届くようになります。ちなみに、設定できるサウンドはこのほかにも、「サイレン」の音や「猫」、「犬」の声などもあります。あくまでも音を聞き逃さないための補助機能なので、危険度が高い状況や緊急時でこの機能を頼りにするのは注意が必要ですが、「うっかり」を防ぎたいときなどに設定してみてください。
※iPhone SE/iOS15.3.1で実施。
文/女子部JAPAN Hicary
女子部JAPAN(・v・)
2010年に「iPhone女子部」として発足して以来、スマホをはじめ、女子が気になるモノ・コトを体験・解決しているコミュニティ・メディア。雑誌でのスマホ特集の監修や著書もあり。スマホ講座の講師やカリキュラム作成も手がけている。
https://www.iphonejoshibu.com/