キヤノンのプレミアムコンパクトデジカメであるPowerShotGシリーズに、新たに加わったのが『PowerShot G5 X』です。コンパクト、高倍率ズーム、高画素に続いて登場するのは、EVF(電子ビューファインダー)+バリアングル液晶を搭載した、構図にこわだわる人向きのモデル。屋外でも見やすい1.0型センサーに236万ドットのEVF、そしてローアングルに強いバリアングル液晶を搭載します。
レンズは24mm~100mmの光学4.2倍ズームで、開放絞り値はF1.8-2.8と明るい大口径です。非球面レンズやUDレンズを使って収差を補正、多層コーティングで逆光時もゴーストやフレアなど不要な反射光を減らして、クリアーな画像を実現します。
また、レンズ全長が変化しないインナーフォーカスを採用して、AFの高速化と鏡筒の小型化に成功しました。センサーは1.0型、約2020万画素を搭載します。
Gシリーズで始めて内蔵されたEVFは高精細236万ドット、独自のレンズ構成により周辺部まで高い解像感を実現。視度調節機能付きで眼鏡をかけずに使えます。
EVFをのぞいたまま快適に操作ができるよう、電子ダイヤルをカメラ前面の人差し指がかかる位置に搭載しています。
カメラ天面には、独立した露出補正ダイヤルを搭載。1/3刻みのクリック付きでカチカチと小気味よく回せます。
開放絞り値F1.8を生かしてマクロ撮影を行なえば、背景をきれいにぼかして主題を浮き立たせることができます。