
「休日になると何もやる気が出ない」「ダラダラして1日が終わってしまう」などのお悩みを抱えていませんか? 平日は問題なく過ごせても、休日は気力がわかないという方は少なくありません。
あんしん漢方所属の薬剤師の山形ゆかりさんに、休日に気力がわかない原因やセルフケアをうかがいました。
休日に気力がわかないのはなぜ?

休日に気力がわかない背景には、平日の間にたまった疲労やストレスによる自律神経の乱れが関係しています。
自律神経は体を活動モードにする交感神経と、休息モードにする副交感神経の2つからなります。平日に仕事や家事などに取り組んでいる間は交感神経が優位になり、心身が緊張状態になりがちです。
自律神経が乱れて心身の緊張がほぐれないまま休日を迎えると、心も体も休まらず、結果的に無気力状態になりやすくなります。
とくに、仕事などを頑張りすぎてしまう場合や完璧にしないと気が済まない場合などは心身が緊張しやすく、休日にどっと疲れが出て無気力状態になりやすくなるのです。
休日の無気力を改善するためのセルフケア

休日の無気力を改善するには、心身を休めてリラックスすることが大切です。今日からできるセルフケアを紹介します。
1.何もしない日をつくる
何も予定を立てず、ゆっくりと過ごして休む日をつくりましょう。意図的に休むことに専念する日を設けると、心身をリセットさせることにつながります。
好きな映画を見る、読書をするなど自宅でゆっくりと過ごすのがおすすめです。家事のやる気が出ない場合は家事を最低限にし、ほどよく手を抜くのもよいでしょう。心身をしっかりと休めて回復させることで、無気力の改善につながります。
2.就寝前にリラックスタイムを設ける
睡眠は心身を休める大切な時間です。自律神経が乱れていると睡眠の質が低下してさらに無気力になる、という悪循環に陥りやすくなるため、就寝前にリラックスタイムを設けて睡眠の質を高めましょう。
ストレッチで筋肉の緊張をほぐす、リラックス効果のあるハーブティーを飲むなどを習慣に取り入れると、副交感神経が優位になりやすくなります。これにより、寝付きがよくなり、心身の疲労回復が期待できます。
3.栄養バランスのよい食事を摂る
栄養バランスのよい食事を摂り、栄養不足を防ぐことも大切です。栄養不足の状態では疲労感やだるさなどを感じやすくなります。筋肉などの材料となるたんぱく質やエネルギー代謝を助けるビタミンB群など、様々な栄養をまんべんなく摂ることを意識しましょう。
とくに、セロトニンの材料であるトリプトファンは意識して摂りたい栄養素です。セロトニンは脳内の神経伝達物質のひとつで、精神の安定に関わります。不足するとイライラや気分の落ち込みなどが起きやすくなるため、不足しないようにトリプトファンを多く含む大豆製品や乳製品などを積極的に摂りましょう。
休日の無気力におすすめの漢方薬

休日の無気力が気になるなら、漢方薬を活用するのもひとつの手です。漢方薬は体質から改善して不調の根本的な解決を目指します。毎日飲むだけのため、手間なく継続しやすいのも特徴です。休日の無気力には、胃腸の働きを回復して気力や体力を充実させたり、自律神経を整えたりする漢方薬を選びましょう。
補中益気湯(ほちゅうえっきとう):
胃腸の機能をよくして体力を回復し、気力を充実させる働きが期待できる漢方薬です。疲れやすく食欲が落ちている人におすすめです。
人参養栄湯(にんじんようえいとう):
胃腸の機能を高めてエネルギーと栄養を補うとともに、血行を改善して全身に栄養を届けることで疲労感、倦怠感などの改善が期待できる漢方薬です。貧血や手足の冷えなどが気になる人に向いています。
漢方薬を選ぶ際にはご自身の体質に合ったものを選ぶことが大切です。体質に合っていない場合は、効果が出ないだけでなく、副作用が起こることもあります。購入時にはできる限り漢方に精通した医師や薬剤師に相談しましょう。
【専門家による体質チェックもできる「あんしん漢方」】
気軽に専門家に相談したいなら、スマホで気軽に相談できる「あんしん漢方」のようなオンラインサービスの利用がおすすめです。漢方に詳しい専門家への相談から購入までスマホで完結できるため、セルフケアに取り入れやすいでしょう。
休むことを意識して健康的に過ごそう

休日に無気力になる背景には、平日に頑張りすぎていることによる疲労やストレスが関係しています。休日こそのんびりと過ごして心身を休め、気分をリフレッシュすることが大切です。何もしない休日をつくる、リラックスタイムを設けるといった意識的に心身を休めるセルフケアを習慣にし、健康的な毎日を目指しましょう。
<この記事の監修者>

あんしん漢方薬剤師
山形 ゆかり(やまがたゆかり)
薬剤師・薬膳アドバイザー・フェムケアサポーター。糖尿病病棟での経験から予防医学と食事の重要性を痛感し独立。エビデンスを軸に薬膳・発酵・フェムケアの視点でレシピ監修や執筆、講師活動を通じ「食から整える健康」を提唱。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」で薬剤師を務める。
●あんしん漢方(オンラインAI漢方):https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=221432a9sera0305&utm_source=sarai&utm_medium=referral&utm_campaign=260428











