全国の主婦1000人に聞いた「3回目コロナワクチン接種」の現状

初めて国内で新型コロナの感染が確認されたのは、2020年の１月でした。その４月には最初の緊急事態宣言が発令されて以来、丸２年以上も新型コロナが猛威を振るっています。現時点での国内ワクチン接種率は、２回目が約８割、３回目では約３割となるそうです。

自治体によって３回目のワクチン接種の開始時期は異なりますが、コロナ終息には「ワクチン接種」が大事なカギとなります。実際のところ、３回目の接種について現状はどうなっているのでしょうか？　接種を予定している方はどのくらいなのか、また、心配な副反応について接種した方に詳しく聞いてみたいものです。

そこで株式会社ナビット（https://www.navit-j.com）が、全国の主婦を中心に（対象：1,000人）、「３回目のコロナワクチン接種」についてアンケート調査を行いましたのでご紹介します。

７割が接種すると回答

「３回目コロナワクチンを接種しますか？」と質問したところ、「接種する予定」と回答した方が52.1%で半数以上になり、「すでに接種済」と回答した16.2%と合わせると、全体の７割にもなり、「３回目のコロナワクチン接種」に対して前向きな姿勢が伺えます。

一方の「接種しない」は15.2%、「接種するか検討中」が16.5%です。以下、３回目のコロナワクチン接種について細かく質問していきます。

▷３回目のワクチンでどちらのワクチンを接種、または接種予定ですか？

「ファイザー」と答えた方が39.7%で一番多い結果に。「モデルナ」は、29.8%とファイザーよりも低い結果になりました。自治体によっては、ワクチンの種類を選択できないこともあるので、この回答どおりになるとは限りませんが、参考にはなるでしょう。

「接種しない」は14.8%、「接種するか検討中」は15.7%となりました。

▷３回目のワクチンを接種した、または接種をする主な理由は何ですか？

１番多かった理由はやはり「感染したくないから」で、29.6%でした。その次に多かったのが「社会的に必要と思うから」が、19.5%です。医療従事者をはじめ、会社勤めの方でも要請されてワクチン接種する方は多いのかもしれません。以下、「接種が無料だから」が12.6%、「証明が必要だから」が3.5％と続きます。

また、「接種するか検討中」、「接種予定なし」は、共に8.2%という結果です。

▷３回目のワクチンを接種しない主な理由は何ですか？

「接種する予定」と「接種した」「接種するか検討中」と答えた方を除いた32%のうち、最多となる16.5%が「副反応が怖い」と回答しました。これまでのワクチン接種で強く副反応が出た方は、やはり二の足を踏むようです。仕事や家事への影響を考えると、なかなか接種に踏み切れないのかもしれません。次に多かったのは「効果に疑問」の9.8%でした。

▷３回目のワクチンを接種後、どの様な症状が出ましたか？

８割近い方が「まだ接種していない」との回答ですが、接種した方では「注射箇所の痛み」が7.5%、「発熱」が6.5%と、ほとんどの方がこの症状のようです。以下、「倦怠感」1.8%、「筋肉・関節の痛み」1.6%、「頭痛」1.4%、「寒気」0.5%と続きます。

次世代の新型コロナ薬「経口治療薬」に期待！

最初のワクチン接種で、「もうこれで安心だ」と思った方は、その後に効果が薄れていく事実に落胆したかもしれません。今はワクチン接種しか有効に身を守る方法がありませんが、先日、経口治療薬（飲み薬）が厚生労働省からの認可がおりたという報道がありました。一般流通までにはまだ時間がかかるようですが、インフルエンザのように飲み薬で治す、という手段が実現する日も近いかもしれません。

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今回の「３回目のコロナワクチン接種」に関するアンケート結果はいかがでしたか。

自分の生活スタイル等によって、ワクチン接種に関しては様々な考え方があると思います。また、副反応で辛い思いをした方もいることでしょう。しかしながら、現時点ではワクチン接種がもっとも有効とされています。３回目となるワクチン接種について、じっくり考えるご参考にしてください。

《調査概要》
調査期間：2022年3月
調査対象者：1000人（男女）
調査方法：インターネット調査