皆さんは、毎日ぐっすりと眠ることができていますか? 厚生労働省の調査によると、日本人の成人のおよそ7割が「睡眠の質が悪いと感じている」という結果が出ています(令和元年国民健康・栄養調査より)。この調査を裏付けるように、近年「睡眠の質」の向上をうたった健康補助食品や健康飲料水が注目を集めています。
それは「なかなか寝付けない」「夜中に何度も目が覚める」「昔と比べると睡眠時間が短い」「寝たつもりなのに、疲れが取れない」「朝すっきり起きられない」……など、睡眠に関する悩みを持つ現代人の多さが背景にあるからでしょう。睡眠の悩みや問題を抱えている人が大多数を占めていることを考えると、現代病と表現しても過言ではありませんね。
じつは今、睡眠そのものではなく「寝る前=ターンダウン」が注目されています。そこで、昨年11月にパナソニックから発売された『ねるまえほっとリフレ』を体験してきました。このマッサージ機器は、“寝る前に脚を入れるだけで、手軽に別格マッサージができ、1日頑張った脚の疲れをとる”というもの。疲れた脚をケアする時間がない、という人でも夜ベッドに寝転んでフットケアができる新しいコンセプトの商品です。
早速、体験レポートいたします。
1日の疲れをケアするには、「睡眠前の習慣」が大切
睡眠は、疲労の回復、免疫力の強化、自律神経の調整など、心身を健やかにする役割を担っています。ですが、ただ眠ればいいというわけではなく、昨今注目されているのは「睡眠前の習慣」の重要性です。『HOTEL THE MITSUI KYOTOスペシャルターンダウン ローンチイベント』でマインドフルネススペシャリストのヨシダヨウコさんにお話を聞いてきましたので、ご紹介します。
「心地よい睡眠に必要なことは、眠る前にどれだけリラックスできるかどうかです。ですから、睡眠前は“自分をおもてなしする時間”として心と体を整える習慣を作ることをおすすめします。例えば、照明を落としたり、柔らかいオレンジ色の間接照明にするとリラックス効果が高くなります。寒い日であればカフェインレスの温かい飲み物を飲んだり、肌触りのいいパジャマを着用するのも効果的です。
現代人はストレスに対応するための交感神経が過敏となり、リラックスを司どる副交感神経への切り替えが難しくなっていると言われています。副交感神経を優位にしたい場合には、マッサージやストレッチを取り入れるのが効果的です。体を温めて緊張をほぐすことができれば、心も緩み入眠の準備に入りやすくなりますよ」とヨシダさん。
“寝転んで脚を入れるだけマッサージ”で、寝る前のリラックスタイムを上質に
毎日マッサージした方が良いと言われていても、仕事が忙しかったり、費用がかかったりすると、継続することが難しくなります。そこで、ベッドや布団の上で寝る前に脚を入れるだけでマッサージしてくれるパナソニックの『ねるまえほっとリフレ』を体験してみました。
脚を入れて「おやすみ前(20分)」のコースを選び、マッサージを開始。エアーマッサージ技術により、片足ずつ足首を支えてもらいながら上下してくれているような、ゆらぎ感が得られます。その感覚は、まるでプロにほぐしてもらっているような感触でした。
前半はやや強めにマッサージしてくれますが、後半にかけて徐々にゆったりとしたリズムのマッサージへと移行します。
マッサージと並行して「温感フットカバー」が温かくなります。好みに合わせて、高温(約40℃)もしくは低温(約37℃)の2段階から選べます。「肌寒い季節は布団が冷えて、ヒヤッとする」とお悩みの方には、最適な商品でしょう。足先の温感ヒーターは、最大60分マッサージとは独立して使えるのも便利です。
なお、設定コースには、おやすみ前コース以外に、クイック(約10分)、ストレッチ(約10分)のコースも選べます。また、ふくらはぎ側と足首側を圧迫する強さは、5段階調節が可能です。
『ねるまえほっとリフレ』は、使用目的又は効果として、疲労の回復、血行の促進、筋肉の疲れをとる、筋肉のこりをほぐす、神経痛・筋肉痛の痛みをやわらげるなどの効果が認められており、医療機器として認証されています。
『ねるまえほっとリフレ』は、京都市の中心地、世界遺産二条城前に位置するラグジュアリーホテル『HOTEL THE MITSUI KYOTO』でも採用されています。
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人は、忙しくなってくると睡眠時間を削りがちです。
筆者自身、この取材の前後は仕事が立て込み、睡眠時間が削られ疲労が溜まっている状態でした。取材に合わせ『ねるまえほっとリフレ』の効果を体感し、心と身体がほぐれるようなリラックスした時間を過ごすことができました。
個人の感想とはなりますが、今回の体験は“自分へのおもてなし”となったような気がいたしました。
エアーマッサージャー EW-RA150 ねるまえほっとリフレの詳細はこちら
取材・文/末原美裕(京都メディアライン)