毎日焙煎を行なう高橋さん。開店10年を経て、5月以降は大型の焙煎機を導入予定。
豆の販売は100g1000円〜が揃う。

東京・蔵前|コフィノワの「蔵前ブレンド」

「よいコーヒー豆を得るには、自分と相性のよい店に巡り合うのが最短の道です」とは、長年、コーヒーの卸メーカーで焙煎をし、10年前に自身の店を開いた高橋史郎さんだ。高橋さんが考えるよい店とは、第一に店頭に並ぶ豆の香りと熟成度の最適な状態を把握していること。ゆえに、各人の好みに応じた銘柄や焙煎度合いの豆を提案できる。

第二に、豆ごとに合った抽出方法を会得していること。

「いい豆を販売しただけで終わりではありません。お客さんが、おいしく淹れるための抽出ポイントを的確に言語化してお伝えしています。味覚を鍛え、抽出の経験数がものをいいます」と高橋さんは、店で提供する際も、必ず味見をしてサーバーからカップへと注ぐ。

「欠点豆がひとつでも入っていたら、味が崩れるのがコーヒーという飲み物。私にとっては、ここが最後の品質チェックです」

コーヒーの抽出後、上下を撹拌して濃度を一定にする。これも高橋さんには欠かせないひと手間。
焙煎を始めて約12分後の豆。高橋さんは毎日、豆の膨らむ様子、香りを数分間隔でノートに記録。

店の顔である「蔵前ブレンド」は、ブラジルを中心にグアテマラと、エチオピアのウォッシュド豆を配し、中深煎りの仕上がり。酸味が少なく、バランスのとれた味わいは、朝の一杯にぴったり。くつろぎのひとときを与えてくれる。

「蔵前ブレンド」650円。
「今日のおすすめ」は、その日いちばん状態のよい豆の中から浅煎り1種、中煎り1種、深煎り1種が並ぶ。

コフィノワ

東京都台東区蔵前3-20-5 ハッピーメゾン蔵前1階
電話:03・5823・4445
営業時間:11時〜18時
定休日:木曜
交通:都営大江戸線蔵前駅より徒歩約3分
取り寄せ/ ネット https://www.coffee-nova.com/

取材・文/藤田 優 撮影/藤田修平

※『サライ』2026年6月号より

6月号特集は『新しい動物園と水族館の歩き方』

 

関連記事

ランキング

サライ最新号
2026年
9月号

サライ最新号

人気のキーワード

新着記事

ピックアップ

サライプレミアム倶楽部

最新記事のお知らせ、イベント、読者企画、豪華プレゼントなどへの応募情報をお届けします。

公式SNS

サライ公式SNSで最新情報を配信中!

  • Youtube
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • LINE

市毛良枝『百歳の景色見たいと母は言い』

花人日和(かじんびより)

和田秀樹 最新刊

75歳からの生き方ノート

おすすめのサイト
dime
be-pal
リアルキッチン&インテリア
小学館百貨店
おすすめのサイト
dime
be-pal
リアルキッチン&インテリア
小学館百貨店