「休憩時間にすること」ランキング、3位 昼寝・仮眠、2位 同僚と雑談、1位は？

休憩時間の過ごし方は人それぞれ。ひたすらのんびりする人もいれば、資格の勉強をしたり、好きな本を読んで過ごしたりする人もいるでしょう。休憩時間の過ごし方によって、「後半も頑張ろう」という気持ちの切り替えもできますよね。

そこで、株式会社ビズヒッツが運営するビジネス上の問題解決を考えるメディアBiz Hits（ https://media.bizhits.co.jp/ ）は、働く男女500人に「仕事の休憩時間」についてアンケート調査を実施しました。一緒に結果を見ていきましょう。　

まずはランキング１位～５位をご紹介

「仕事の休憩時間」には何をしている人が多いのでしょうか？　1位から5位までを発表いたします。

【１位　コーヒーやお茶を飲む】

・コーヒー・お茶・炭酸など、気分に合わせて飲み物を用意します（30代女性）
・ひとりでお茶してる（50代男性）

水分不足を防ぐためにも、仕事中はこまめに水分を補っておきたいですよね。「コーヒーを飲みながらスマホ」「お茶を飲みながら同僚と雑談」など、飲み物を摂りながら別のことを同時にやっている人も多数いました。

【２位　同僚と雑談】

・休憩時間が同僚とかぶる時間帯だったら、つきあいで雑談（20代女性）
・同僚と仕事の愚痴などを話してストレス解消しています（40代女性）

「一番多くの時間をとるのは同僚との雑談。社内の情報を共有できる時間にもなっています」など、仕事につながる雑談をしている人もいました。

【３位　昼寝・仮眠】

・休憩室があるので、そこで少し目を閉じて眠るようにしています（30代男性）
・机にうつ伏せになって、軽く寝ています。完全には寝ていなくて、15分ぐらい仮眠をとっている感じです（50代男性）

リフレッシュできるだけでなく、短時間の昼寝は仕事の効率を向上させるとも言われていますよね。

【４位　スマホをさわる】

・スマホを見て時間を潰す（20代女性）
・携帯見ながらのんびりしてます（30代男性）

「スマホを触ってリラックス・リフレッシュしている」「休憩中は人と接したくない。スマホを触っているとひとりでいられる」などの回答がありました。休憩時間が有意義になるかは「スマホで何をするか」によるようです。

【５位　おやつを食べる】

・お菓子を食べながらコーヒーを飲んでいる（20代男性）
・同僚と美味しいお菓子を食べている（50代女性）

疲れたときや頭を使ったときは、甘いものをつまみたくなりますよね。「職場の先輩達と持ち寄ったお菓子を食べながら、仕事の進み具合を話す」など、おやつタイムが同僚とのコミュニケーションタイムになっている人もいました。

意外なボードゲーム派や株価をチェックする人も!?

続いて、６位～10位をご紹介します。

【６位　本・漫画を読む】

・電子書籍を読む（20代男性）
・無料で1日2話ずつ読める漫画をチェック（30代女性）

漫画・小説などを読んでいる人が多かったなか、「仕事に関係する電子書籍」「専門書」など、仕事や勉強の本を読んでいる人もいました。

【７位　映画・テレビ・動画を観る】

・イヤホンをして動画サイトを見る（20代女性）
・アプリでドラマの見逃し配信を見る（30代女性）

アニメ・ドラマ・映画や「猫の動画」「好きな芸能人の動画」などが、多く視聴されているようです。

【８位　ゲーム】

・社員同士でボードゲーム（20代男性）
・スマホでゲームをして時間を潰す（40代男性）

「スマホでゲームしている」という人が圧倒的に多かったのですが、中には「社員同士でボードゲーム」という回答も。

【９位　SNSのチェック】

・SNSで好きなジャンルのイラストを見たり、漫画を読んだりする（20代女性）
・SNSの返信（40代女性）

「SNSの通知を確認したり、返信したりする」「タイムラインを確認する」などの回答が寄せられています。

【10位　ニュース・株価のチェック】

・最新ニュースをアプリでチェック（30代女性）
・スマホでニュースを読んだり、株価をチェックしたりしています（50代男性）

ネットニュースやニュースアプリを利用している人が目立つなか「新聞」という回答もありました。また、投資をしている人は株価やFXチャートなどもチェックしているようです。

あなたは休憩時間を有意義に過ごしていると感じますか？　

休憩時間を有意義に過ごせているかどうかを聞いたところ、「感じる」「まあ感じる」と答えた人が合わせて71.2％で多数となりました。多くの人が休憩時間を有意義だと感じていることがわかります。

では、「有意義に過ごしている人」「過ごしていない人」それぞれの理由について、具体的な回答内容をもとにご紹介しましょう。

【有意義に過ごしている人の理由】

・休憩時間は読書・勉強・昼寝をします。休憩時間をムダに過ごすことなく、自己啓発や体力回復に使えています（30代男性）
・テレビ・スマホゲーム・昼寝。休憩後は頭がスッキリして、また仕事を頑張れると実感しています。短時間でも好きなことをすると、ストレスが軽減されると強く感じます（40代女性）

「休憩時間を有意義に過ごすことで、仕事がスムーズになる」効果もあるのだと伺えます。

休憩時間に副業やポイ活（ポイントをうまく貯める）をしている人からは「休憩時間におこづかい稼ぎができているから」などの回答もありました。

【有意義に過ごしていない人の理由】

・スマホでゲームをしています。あっという間に過ぎてしまうし、あまりリフレッシュできていません（30代女性）
・スマホゲームか読書。休憩時間が各社員バラバラなため、他の社員とコミュニケーションを取る時間もなく、一人で時間を潰しているだけでまったく有意義ではない（40代男性）

有意義だと感じていない人からは「ついスマホを見てしまい、時間が過ぎる」「ダラダラしてしまう」「同僚との雑談が苦手」などの回答が寄せられています。

また「本当は寝たいが、同僚が昼寝をよく思っていないのでできない」と、周りに遠慮して自分のやりたいことができないという回答も。

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休憩時間に「誰と何をするか」が、その後の仕事のモチベーション維持に大きく影響しているようです。自分のしたいことに没頭するもよし、同僚とコミュニケーションするもよし。上手くリフレッシュして、その後の仕事効率を上げたいものですね。

【調査概要】
調査対象：現在お仕事をしている方
調査日：2021年9月5日
調査方法：インターネットによる任意回答
調査人数：500人（女性316人／男性184人）