腸内環境は加齢によっても変化する。
食生活の改善や適度な運動を心がけるのと同様に、整腸剤を利用するのも腸内環境を整えるための有用な手段である。
腸を健やかに保てているかどうかを知る判断基準として、もっとも自覚しやすいのが日々の排便だ。便の量や回数には個人差があるが、硬すぎず軟らかすぎず、力まずともバナナ状の便がスルスルと出てくるのが理想とされる。発酵食品や水溶性食物繊維を積極的に摂ったり、適度な運動をしたり……と生活習慣に絡めて腸を整えるのが健康維持の秘訣であることに違いはないが、整腸剤を生活の一部に取り入れることも、腸活(整腸)のひとつの手段となる。
旅行中に便秘になったり、極度の緊張からおなかを壊したりすることがあるように、腸は「第二の脳」の異名を持ち、環境の変化やストレスの影響を受けやすい。そんなときのために、自宅に整腸剤を常備しておきたい。『新ビオフェルミンS錠』に配合されている“ヒト由来”の乳酸菌とビフィズス菌は、人の腸との相性が良いため、小腸と大腸、それぞれに定着しやすく、腸内環境を整えて便通を促す作用がある。なんとなく出が悪い、おなかが張る、軟便が続いている……など、おなかに不快な症状があれば、試してみるといいだろう。常に抱えていた気がかりが改善され、日々を快適に過ごす手助けとなるに違いない。
加齢とともに増加する便秘
年齢とともに増える便通の悩みが、何を隠そう「便秘」である。便秘とは、「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態」を指すが、70歳を超えると男性でも便秘を自認する人の数は急増する。
高齢者の便秘の原因は単純ではなく、複合的だ。例えば怪我などで運動不足になったり、食欲が落ちて食事の量が減ったり、トイレが近くなるのを嫌がって水分の摂取を控えることも便秘の原因になり得る。他に、服用している薬剤が影響することも考えられる。また、年齢が上がるにつれて腸内の善玉菌が減り、腸内環境は悪化しやすい傾向にある。とくに男性の場合は、還暦を過ぎたあたりで初めて便秘を経験する人が多いが、自身の腸内環境の変化に気づかず放置しているうちに常態化し、人知れず悩んでいるケースも少なくない。
痛くなりにくい成分の便秘薬
『ビオフェルミン 酸化マグネシウム便秘薬』は自然に近い便通を促す便秘薬。酸化マグネシウムは非刺激成分の代表であり、腸内の水分を集めて硬くなった便を軟らかくする作用がある。また、ビオフェルミン製薬独自の乳酸菌が配合されており、腸内で善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれる。便秘薬でありながら、おなかが痛くなりにくく、クセになりにくいのが特徴だ。便秘には別の病気が関係している場合があるので、不快な症状が続く場合は医師に相談したほうがよいが、「つらい便秘を改善して、すっきり出したい」など、不快感を和らげるのに大いに役立ちそうだ。
日々の整腸に
●新ビオフェルミンS錠
[指定医薬部外品] 350錠 2365円(税込)
【効能】整腸(便通を整える)、軟便、便秘、腹部膨満感
【用法・用量】15歳以上は1回3錠、1日3回を食後に服用
軟便や便秘、おなかのハリのほか、年齢を重ねて排便が不規則になってきた人の腸を整える。小さく飲みやすい錠剤。
●新ビオフェルミンS細粒
[指定医薬部外品] 45g 1078円(税込)
【効能】整腸(便通を整える)、軟便、便秘、腹部膨満感
【用法・用量】15歳以上は1回1g(添付のさじ3杯分)、1日3回を食後に服用
生後3か月から服用可能な細粒タイプで錠剤が苦手な人にもおすすめ。ほんのり甘みがある。飲み物や食事に混ぜて使用してもよい。
つらい便秘に
●ビオフェルミン 酸化マグネシウム便秘薬
[第3類医薬品] 90錠 1320円(税込)
【効能】便秘、便秘に伴う次の症状の緩和:肌あれ、吹出物、頭重、のぼせ、食欲不振(食欲減退)、痔、腸内異常醗酵、腹部膨満
【用法・用量】15歳以上は1日1回3〜6錠を就寝前に服用
酸化マグネシウムが水分を集め、硬い便を適度に軟らかくし、乳酸菌が腸内環境を整えて、自然に近い排便を促す。
協力/ビオフェルミン製薬
問い合わせ/ビオフェルミン製薬お客様相談窓口 電話:078・332・7210 受付時間 9:00-17:00(土・日・祝日を除く)︎