進行する地球温暖化や度重なる災害に向き合うなかで、求められる住宅像が変化している。最新技術により日常の快適さを創出しながら、万が一の場合でも安心と安全を確保する現代の住宅をとおして、サライ世代がこれから暮らしていくべき住まいのかたちを考えたい。
快適な暮らしと防災対策が両立した家
センチュリースタイルプロ ミサワホーム
地震や台風といった自然災害への対策はこれからの住宅に不可欠だ。しかし防災対策に注力するあまり、住み心地の良さが損なわれては住まいとしての意味をなさない。ゆえに災害に耐えうる堅牢なつくりと災害時のレジリエンス(強靭さ・回復力)を備えながら、豊かな日々を実現できることが不可欠となる。ミサワホームの『センチュリースタイルプロ』は、災害への備えに加え、快適な暮らしの両輪を兼ね備えた住宅だ。
『センチュリースタイルプロ』は1階の高い天井の大きな空間が特徴だが、一般的に大空間や大きな開口は柱が少なくなるため、揺れに弱いとされる。しかし同社独自開発の「センチュリーモノコック構法」がこの弱点を払拭する。ここで採用されるのが120mm厚の高品質・高強度の「木質パネル」を使用した壁式構造だ。この木質パネルを接着接合しながら一体構造の軀体を作り上げていくのだが、一体構造の利点は荷重を建物全体で受け止めて分散できることにある。これにより揺れや風などで受けるあらゆる方向からの荷重にも耐えられるのだ。ちなみにこの技術は風速60m超という過酷な環境下に置かれる南極の昭和基地での経験を生かして開発されたもので、高い断熱性能も備えている。
心も解放される広い空間
この構造により開放的で自由な空間設計を可能にしている。たとえば1階の天井の高さは約3m、窓の幅は約5.4mと、まさに“開放的”と表現するのにふさわしい。また平屋の場合だと天井高を約4mにすることも可能だ。これほどの大空間ながら、高断熱の構造体を採用しているため、季節を問わず、室内温度は快適に保たれる。
そしてこの天井高が創出する空間を活用してつくられたのが同社独自の『蔵』(※)と、蔵の上の1.5階にある『多目的スペース』である。『蔵』とはリビングや寝室に併設される大収納空間のことで、日用品等や季節用品の収納はもちろん、備蓄庫として対応するに十分な広さを持つ。この『蔵』により、リビングに余計な物があふれることなく、スッキリと片付けられるのが嬉しい。『多目的スペース』は机を置いたり、畳を敷くなど、使い方は自由。1階と少し高さが違うだけだが、家族の気配を感じながらも心地好い距離感で“自分だけの空間”にできる。小さいながらも、さまざまな利用法が考えられそうだ。
100年時代に備える家
暴風雨や雷に対しても策を講じている。排水力を向上させた高排水設計の樋や耐風仕様の屋根と軒樋、飛来物によるガラスの飛散を防ぐ防犯ガラスなどを標準装備。地震に対しては通電火災を防ぐ感震コンセント・感震ブレーカー、地震の揺れを最大で50%に軽減する制振装置を備え、停電時は太陽光発電システムと蓄電池(オプション)による電気が利用でき、復旧までの暮らしを支えてくれる。
サライ世代にとって、住宅取得は二の足を踏む事案かもしれないが、いまは定年後でも住宅購入が可能な住宅ローン『ミサワリ・バース60』もあり、新築住宅取得のチャンスは広がっている。
人生100年時代を迎え、安心・安全な住宅で、快適に暮らすことは、健康な日々の基本となることは間違いない。『センチュリースタイルプロ』はその“基礎”となるに相応しい住宅といえるだろう。
※『蔵』は居室として使用できません。
問い合わせ先/ミサワホーム 0120・175・330
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