進行する地球温暖化や度重なる災害に向き合うなかで、求められる住宅像が変化している。最新技術により日常の快適さを創出しながら、万が一の場合でも安心と安全を確保する現代の住宅をとおして、サライ世代がこれから暮らしていくべき住まいのかたちを考えたい。
これからの暮らしに大切な「パッシブデザイン」という考え方
パッシブデザイン住宅 参創ハウテック
暮らしの最大のストレス源といえば“暑さと寒さ”。これまで日本の木造住宅は断熱性や気密性といった基本性能への対策が後回しになり、快適な室温にするためにエアコンなどの冷暖房設備機器に頼るのが当たり前だった。こうした設備優先の室温調整を行なう住宅を「アクティブデザイン」という。
しかし、現在は地球環境への配慮は個人レベルでの実施も求められている時代である。なかでも、住宅において環境配慮が実現できると注目を集めているのが、日本で培われてきた技術を活かした住宅「パッシブデザイン」だ。
この考え方の基本は太陽光や風といった自然エネルギーを、建築の技術や工夫によって最大限に活用し、足りない部分を機械設備で補完することで、快適な住空間を最小のエネルギーで実現しようというもの。そしてこの建築設計手法を得意とするのが『参創ハウテック』だ。同社は温暖な東京と寒冷地の軽井沢を拠点とし、住環境に応じた高性能の住宅をつくり続けてきた。「パッシブデザイン」の発想は快適性や省エネ性はもちろんのこと、災害時にも真価を発揮するが、ライフラインが途絶し、機械設備が使えない状況になった東日本大震災時でも同社の物件は室温が10度を下回ることなく、自宅でそのまま過ごすことが可能だったという実績を持つ。
これからの住宅には万が一のときに避難場所にもなる高い基本性能の装備を要するが、それこそが「パッシブデザイン」なのである。
問い合わせ先/参創ハウテック 0120・338・153
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