住環境は、私たちの人生の豊かさを左右するといっても、過言ではありません。
特に台所まわりの快適性は、毎日使うだけに、大きな問題に……。子供が巣立ち、夫婦二人の生活になった今、「お友達とのホームパーティーが楽しくなる、明るいキッチンにしたい」、「昔のままのキッチンだから、暗くて掃除が大変」という声が、数多く聞こえてきます。
私たちの世代では、多くの人が結婚と同時に家を購入しています。それから数十年経ち、ライフスタイルが変わった今こそ、生活の中心であるキッチンとリビングから、リフォームを考え始めてもいいかもしれません。
そこで、今回は、日本を代表する水まわりメーカーのひとつ、TOTOのシステムキッチンを、『サライ.jp』編集長が体験しました。“リビング空間との調和を目指した”、スタイリッシュで快適なシステムキッチン『ザ・クラッソ』を紹介します。
毎日の生活が楽しくなる、明るく清潔感あふれるキッチン
まず、『サライ.jp』編集長・稲葉が注目したのは、システムキッチン『ザ・クラッソ』のフラット対面型。
「リビングからのアプローチがよく、明るい雰囲気ですね」(稲葉)
『ザ・クラッソ』のフラット対面型は、リビングとキッチンが調和している、心地よい空気感が印象的です。一体、どのような秘密があるのでしょうか。TOTOの担当・志村佳代子さんに伺いました。
「TOTOの“ノイズレスデザイン”という思想が反映されています。“ノイズレスデザイン”は、凹凸やすき間などといった、空間のノイズとなる要素を省いて、主張を抑えることで、リビングとの美しい関係を築く、TOTOのデザイン思想です」(志村さん)
実際に、キッチンに身を置くと、使い勝手を考慮したレイアウトに気付きます。キッチンを使う人も、リビングにいる人も快適だから、毎日の料理が楽しみになる人も多いそうです。
「友人や家族が集まり、会話が広がっていきそうです。誰もが心地よいリビングは、キッチンがカギを握っていると感じました」(稲葉)
水まわりメーカーTOTOならではの、先進性と機能性
キッチンを見るときに、多くの人が重視するのは、明るさと水まわりの機能性。食事を作る場所なので、清潔かつ快適に、使い続けられるかどうかが重要です。
「キッチンに立ってみると、とても明るくて清潔感があります。透明感があるカウンターがいいですね。カウンターに施された柄もスタイリッシュです」(稲葉)
「これは、TOTO独自の素材を使用した「クリスタルスタルカウンター」です。熱や衝撃に強く、日常のお手入れも簡単と好評をいただいています。他にもキッチンを清潔に使い続けるためのTOTOオリジナルの機能がありますので、ぜひ体験してみてください」(志村)
●クリスタルカウンター
「すりガラスのような表面の柔らかい雰囲気が、空間をスッキリ見せてくれますね」(稲葉)
使用しているのは、エポキシ樹脂という素材。光を透過し、美しいだけではなく、とても強い。例えば、缶のように硬いものをうっかり落としても、割れにくいそうだ。
「ワインなどをこぼしてもシミになりにくいなどの利点があります。簡単な手入れで、美しさを保つことができます。また、カウンターとシンクの段差がなく、お手入れしやすいと、好評をいただいています」(志村)
●きれい除菌水
キッチンは清潔さを維持できることも大きなポイントです。
「2つ水栓があります。(写真)左の水栓からは、青いバックライトとともに水が出てきますね」(稲葉)
「これは、水を電気分解して作られた除菌成分を含む『きれい除菌水』です。薬品や洗剤を使わず、時間が経つともとの水に戻るので、環境にやさしいのが特長です」(志村)
『ザ・クラッソ』は、「きれい除菌水」がすぐに使えるのも魅力。洗った後のまな板や、包丁の除菌にも最適です。「きれい除菌水」を吹きかけると、ふきんのにおい対策もできます。
「網かごのごみを捨て、水洗いしたあと、仕上げに『きれい除菌水』をかければ、ヌメリや菌の繁殖が抑えられます。快適に気持ちよく使い続けることができると、ご使用者の方より、多く声を頂いています」(志村)
●タッチスイッチ水ほうき水栓LF
「(写真)右の水栓は、特徴的な形をしています。ワンタッチで水の出し止めができるので、例えばハンバーグなどを作っているとき、手の甲でもサッと水が出せて手が洗えるので、便利ですね」(稲葉)
「調理中の手洗いも快適ですし、シャワーの吐水が幅広だから、大きな皿や鍋も洗いやすいのです。また、先端部分を取りはずすとホースが伸びますので、シンク洗いもスムーズです」(志村さん)
●スクエアすべり台シンク
ストレスなくキッチンが使えるのは、『ザ・クラッソ』の特長です。
「我が家の排水口はシンクの中央にありますが、これは端にありますね。大きな鍋などを洗っても、排水口をふさがないので快適に使えそうです」(稲葉)
「はい、それだけでなく、排水口に向かって、緩やかな傾斜が付いています。シンクに落ちた野菜くずなどが、排水口に向かって流れていくので、汚れも溜まりにくいです」(志村)
排水口の周囲も継ぎ目がない、なめらかな形状をしています。だからシンクの掃除も簡単です。
●ゼロフィルターフードeco
キッチンで掃除が大変な部分と言えば、レンジフード。この、「ゼロフィルターフードeco」は、フィルターがなく、整流板の開け閉めも工具いらず。掃除がとても簡単です。
「フィルターがないので驚きました。取り外してお手入れするパーツもたった3つだけ。これなら、掃除も苦になりません」(稲葉)
「整流板は手前にも後ろにも開き、取り付けたまま、掃除ができるので、いつでも気軽にお手入れできます」(志村さん)
さらに、凹凸を最小限に抑えた形状で、汚れのふき取りやすさにも、配慮されている。
ここでは、TOTO独自の機能を中心に紹介しましたが、システムキッチン『ザ・クラッソ』は、キッチンワークが楽しくなる、工夫が随所にされています。実物を、ショールームで、ご自身の目で確かめてみると、その機能性を感じていただけることでしょう。
また、ここではシステムキッチン『ザ・クラッソ』のフラット対面型を取り上げました。
他にも、手元が隠せるスリム対面・収納充実型など、それぞれの住居、ニーズ、テイストや色の好みに合わせて選べる豊富なプランが揃っており、ショールームアドバイザーが丁寧にプランニングしてくれます。
毎日の生活が楽しくなる理想のキッチンリフォームを考えてみませんか?
取材したのは……TOTO東京センターショールーム
住所:東京都渋谷区代々木2-1-5 JR南新宿ビル7・8F
電話: 0120-43-1010(フリーダイヤル)
営業時間:10:00~17:00
休館日:水曜日(但し、祝日の水曜日は開館)、夏期・年末年始
●TOTOのショールームは全国各地にあります。
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『ザ・クラッソ』フラット対面型
228万円~293万円(キッチン部の参考価格・税別)
『ザ・クラッソ』スリム対面・収納充実型
164万円~223万円(キッチン部の参考価格・税別)
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取材・文/前川亜紀 撮影/ANZ