Sonova×サライACTIVE LIFE PROJECTが始動
普段の生活におけるきこえに対する悩みを聞くと、各項目で「頻繁にある」「たまにある」と、「悩みがある」と答える読者が多かった。
そこで「アクティブ ライフ プロジェクト」と題した取り組みで、「きこえ」の質の向上による、アクティブなライフスタイルを目指したい。

自分では気づきにくい、おもに加齢による体の変化のひとつにきこえの衰えがある。本誌が行なった「きこえ」に関するアンケートからも、「普段の生活におけるきこえに対する悩み」が見て取れるように、きこえの低下を自覚している人は少なくない。近年では難聴が認知症リスクにつながるともいわれるだけに、「きこえ」に異変を覚えたら放っておかず、補聴器を装用することなども選択肢のひとつとして検討したいものだが、抵抗のある人も多いようだ。

そこで本誌は、1947年創業、現在100か国以上で愛用される補聴器メーカー『ソノヴァ社』とタッグを組み「アクティブ ライフ プロジェクト」を始動。記事や体験イベントを通じ、補聴器による生活の質の向上や、よりアクティブなライフスタイルを目指す。
Sonova×サライACTIVE LIFE PROJECTとは?
スイスに拠点を置く補聴器のリーディングカンパニー『ソノヴァ社』と『サライ』が、「きこえ」を通じて、生活をよりアクティブにする取り組みを展開するプロジェクト。趣味を堪能しながら人生を豊かにするエクスクルーシブな情報や体験イベントを提供していく。
革新的、卓越性、社会的責任を背景に生まれた補聴器
きこえの科学が照らす「未来予想図」
「アクティブ ライフ プロジェクト」の目指す「きこえ」の未来を、ソノヴァ・ジャパンの眞鍋幸社長と、弊誌『サライ』発行人の稲葉成昭が語り合った。
第1歩は自分を知ること
難聴の程度は4段階。会話中に聞き返し、聞き間違いが増えたと感じる軽度から補聴器装用が推奨される。コミュニケーションが円滑化され、うつ病へのリスク、夕方の疲労感の低減(※APAC Trak JapanTrak 2022 調査報告より)も期待できる。まずは下の表でセルフチェックを。

稲葉 昨年、『サライ』で補聴器に関するアンケートを実施したところ、興味・関心はあっても、いざ装用となるとためらいを感じられる方が多く見受けられました。
眞鍋 日本での補聴器装用率は全難聴者の15%(※APAC Trak JapanTrak 2022 調査報告より)といわれています。装用率が50%(※APAC Trak JapanTrak 2022 調査報告より)を超える英国をはじめ、欧米に比べると、普及はこれからという段階です。日本では補聴器に対するネガティブな感情があり、装用する気恥ずかしさなどが社会的に根付いているのが一番の理由だと感じています。
稲葉 「老い」を認めたくないという思いも含んでいますね。
眞鍋 そうですね。加えて、今も根強く残る、大きく目立ちやすいという旧型補聴器のイメージも抵抗感につながっていると思います。
稲葉 最新モデル「インフィニオスフィア」を耳につけてみましたが、小さくて軽いですね。このサイズにAI技術を始めとした最先端テクノロジーが凝縮されていることに驚きました。
眞鍋 「インフィニオシリーズ」には快適に「きこえ」を向上させるさまざまな技術を使っています。そのメインとなるシリーズ共通の機能が「オートセンス OS」です。周囲の状況に応じ、自動的により良いきこえにする技術です。横や後ろからの声も聞き取りやすく、音が非常に自然でまろやかだと利用者には評価されています。
最新技術の粋を数ミリの中に凝縮
ノイズキャンセリング技術など、ソノヴァは社会に革新をもたらす技術を数多く生み出してきた。最新チップ「DEEPSONICTM(ディープソニック)」には、“ことば”と“雑音”を切り離し周囲からの声をクリアに届ける世界初(※2024年8月 ソノヴァ社調べ)のAI技術を実装する。


稲葉 「きこえ」がよくなることで、行動範囲が広がりますから、旅や趣味で人生を謳歌したい人にも最適です。
眞鍋 森林浴やバードウォッチングが好きな人の中には、風のそよぎや水のせせらぎといった自然環境音をよりよく楽しむために補聴器を装用されているという方もいらっしゃいます。
稲葉 難聴にも軽度から重度まで段階があるということですが。
眞鍋 程度の分類だけではなく、個人差もあります。例えばドレミの音階のシ音だけが聞こえないといったケースもあります。ユーザーに合わせてていねいに調整できることが医療機器としての補聴器の大きな特徴です。補聴器自体の品質ときちんとした調整の両立によって、最高の補聴器をお手元に届けられると考えています。
稲葉 補聴器もメガネと同じように、装用される方々に合わせてカスタムされていることはあまり知られていない印象です。
眞鍋 補聴器以外に、講義や会議などの、聞き手と話者の距離が離れているシーンでも、ワイヤレスマイクでクリアな音声を補聴器に届ける「ロジャー」という補聴援助システムを導入される教育機関や企業が増えてきました。
稲葉 難聴者が支障なく暮らせるように社会が動き始めたということですね。
眞鍋 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会では、「聴こえ8030運動」という取り組みが始まりました。80歳でも30db(ささやき声が聞こえる程度)の聴力を維持しようという国民啓発運動で、定期的に耳鼻咽喉科で聴力検査やことばの聞き取り検査を受け、自分のきこえを正しく把握することが重要です。耳鼻咽喉科で行なわれる検査では5〜9種類の音がそれぞれどれくらいの大きさで聞こえたかを測定します。健康診断で異常がない場合でも、実は難聴である可能性もあるため、注意が必要です。「アクティブ ライフ プロジェクト」では、補聴器が人生を豊かにするものであることを伝え、同時に難聴者の社会進出を後押しできる取り組みにしたいですね。

一人ひとりに寄り添う社会の実現へ


ソノヴァ社の補聴器ブランド・フォナックは、明瞭な「きこえ」によって、声、音楽、音から伝わる楽しみを提供し続けてきた。難聴で悩む全世代に驚きや感動をもたらせ人生のウェルビーイング実現を目指している。
業界をリードするソノヴァ社の補聴器ブランド・フォナック
秀逸デザインのラインナップ
最新の補聴器では、補聴器に内蔵された音を出す“スピーカー”を外に出すことで小型化したRICタイプがトレンド。フォナックでは最先端の技術を使ったRICタイプをはじめ、多彩なラインナップを展開。豊富にそろったカラーバリエーションから選ぶことができる。
フォナック オーデオ インフィニオ スフィア補聴器

フォナック補聴器のフラッグシップ。コンパクトな本体に2つのチップを搭載する。ERATMチップにより、周囲の環境に最適な音の設定を自動で行なう最新のオートセンスOS 6.0を実現。AIチップは「ことば」と「雑音」を切り離し、雑音を最大限に除去することで明瞭な音声を届けることを可能にする。IP68(※電子機器の防水・防塵性能を示す国際的な規格)を超える防水性・防汗性も備えている。耳かけ型RICタイプ。

フォナック オーデオ インフィニオ補聴器

オートセンス OS 6.0を搭載したERATMチップ採用の定番モデル。騒音下での明瞭なきこえや、スマートフォンとのつながりやすさ、途切れないハンズフリー通話などはインフィニオシリーズの共通機能。クルマの中でのことばの聞き取りやすさも向上している。IP68(※電子機器の防水・防塵性能を示す国際的な規格)を超える防水性・防汗性に対応。耳かけ型RICタイプ。
フォナック スリム

スムーズな会話を楽しめるスリムデザインの補聴器。スタイリッシュなデザインの見た目に加え、人間工学から考えられた曲線が、快適な装用感をあたえる。マスクやメガネをしていても煩わしさは感じない。歩きながらの会話や小さな話し声も聞き取りやすい。耳かけ型RICタイプ。
ロジャー マイクロホン

ワイヤレスマイクで集音し補聴器に音声を届ける送信機。話者と聞き手の距離が離れ補聴器だけではことばが聞き取りにくい、講演会場や企業の広い会議室などで導入が進む。他社の補聴器も使えるが、フォナック製品との組み合わせでは、外部受信機を用いることなく、補聴器だけで直接受信ができる。
【落語】Sonova×サライ ACTIVE LIFE PROJECT体験イベントを開催

サライ読者アンケートでも、7割以上の方が「周りが騒がしい場所や話し手が離れているホール等で聞き取りづらいと感じることがある」と答えています。そこで、落語、音楽をテーマに、30人の読者(応募多数の場合は抽選)を招待し、Sonova製品を体験できる無料のイベントを開催します。
開催:7月14日(月)
会場:上野精養軒(東京都台東区上野公園4-58)
※会場までの交通費等は実費になります。
出演:春風亭一之輔
*当選者の方のみに、小学館サライ編集部よりご連絡をいたします。
*個人情報につきましては、本企画の連絡のみに使用いたします。
音楽をテーマにしたイベントは秋開催の予定です!詳細は、本誌メルマガ、サライ.jp(https://serai.jp/)などで、順次お知らせいたします
問い合わせ先/ソノヴァ・ジャパン株式会社(フォナック補聴器) 0120・06・4079
