味付けの失敗なし！「粉末ポタージュスープの素」で作るおかずレシピ｜鶏肉と小松菜のクリーム煮、パングラタン
写真・文／矢崎海里
寒い日や小腹が空いたときに嬉しい粉末ポタージュスープの素。
代表的なコーンポタージュだけでなく、近年はほうれん草のポタージュ、トマトのポタージュ、豆のポタージュなど種類も豊富で、おうちにストックしているという方も多いのではないでしょうか。
今回は粉末ポタージュスープの素を使った、冬に食べたいアレンジレシピをご紹介します。
粉末ポタージュスープの素で味が決まるので、失敗なし！
好きなスープで作れるので、ぜひお試しください。
鶏肉と小松菜のクリーム煮
【材料】（２人分）
鶏もも肉 300g
小松菜 100g
人参 1/3本
お好みの粉末ポタージュスープの素 ２袋
（今回はじゃがいものポタージュの素を使用）
水 100ml
牛乳 100ml
塩・胡椒 適量
オリーブオイル 小さじ１
【作り方】
１．鶏もも肉はひと口大に切り、塩・胡椒を振る。人参は小さめの乱切りに、小松菜は３cm幅に切る。
２．鍋にオリーブオイルを熱し、鶏もも肉を両面色が変わるまで焼く。
３．人参、水を加え、ふたをして人参が柔らかくなるまで10分ほど煮る。
４．粉末ポタージュスープの素を溶かし、牛乳、小松菜を入れ、小松菜がしんなりするまで煮る。
５．塩・胡椒で味を調え、うつわに盛り付けて完成。
粉末ポタージュスープの素＋牛乳で仕上げたクリーム煮です。
通常のレシピでは、バターと小麦粉を炒めて、牛乳を加えて伸ばして作るためダマになりやすいですが、粉末ポタージュスープの素で作れば味も工程も失敗の心配はいりません。
溶けやすいのでダマになることもなく、小麦粉を加えなくてもほんのりとろみがつきます。
シチューのような味わいですが、用途が限られるシチューフレークがなくても作れるのがポイントです。
今回はじゃがいものポタージュスープの素を使いましたが、コーンクリームスープの素やきのこのポタージュ、かぼちゃのポタージュなどいろいろな味で楽しめます。
エネルギー：416kcal
食塩相当量：2.3g
パングラタン
【材料】（２人分）
食パン（６枚切り） ２枚
お好みの粉末ポタージュスープの素 ２袋
（今回はブロッコリーポタージュの素を使用）
熱湯 200ml（表記の2/3量）
ピザチーズ 50g
乾燥パセリ 適量
【作り方】
１．食パンは食べやすい大きさの角切りにする。
２．粉末ポタージュスープの素を熱湯で溶き、１にかけ10分置く。
３．ピザチーズをのせ、オーブントースターでチーズが溶けるまで５分ほど焼き、乾燥パセリを散らして完成。
忙しい朝でも手軽にできるパングラタンのレシピです。
粉末ポタージュスープの素をパッケージ記載の水分量の2/3の量で溶くことで、濃いめのソースのようにしています。
今回は150ml用の粉末ポタージュスープの素を使用したので、100mlの熱湯で溶かしました。
パンに染み込ませるため、10分置いてからトースターで焼いています。
前日の夜にピザチーズをのせる工程まで行い、冷蔵庫で冷やしておけば、翌朝焼くだけで朝食が完成します。
その場合はオーブントースターで少し長めに焼いてください。
こちらのレシピもどのポタージュスープの素でもおいしく食べられます。
ごはんに混ぜればドリアに、茹でたマカロニに和えればマカロニグラタンにとアレンジも豊富。
飽きずに食べられますよ。
エネルギー：296kcal
＊ ＊ ＊
通常のスープを作る際にも、分量の2/3を熱湯にして溶かし、1/3を牛乳にするとよりクリーミーな味わいが楽しめるだけでなく、たんぱく質やカルシウムのちょい足しにもなります。
寒い季節のもう一品にも大活躍しますよ。
文／矢崎海里（やざき・かいり）
管理栄養士やフードスペシャリストなどの資格を生かし、企業で働く傍ら、Webメディアでも活動。おいしく食べて健康になれるごはんを研究中。
