文/編集部
旅先で実際に「歩いてみればわかる」ことも多いけれど、普通に歩いても気付かないことってのも、意外と多いもの。サライ世代なら何度も行ったことがある(でしょう?)京都も、ちょっと視点を変えつつ歩くと、知られざる驚きの事実や、興味深い歴史が見えてくることがあります。
例えば、京都でお馴染みの祇園界隈にも、こんな驚きの事実が隠されています。
1.鴨川はもともと川幅が今の倍以上あった!?
2.四条通の中央部分が膨らんでいるのはなぜ?
3.花見小路は途中から曲がっている!?
4.八坂神社の門は後からずらされた!?
5.祇園には桃山断層が目で見て分かるところがある!?
9月10日発売の『サライ』10月号で、こうした驚きの事実を教えてくれるのが、NHK「ブラタモリ」に何度も出演している京都高低差崖会崖長の梅林秀行さん。土地の僅かな高低差にも着目し、そこから歴史と文化の謎をひもといてくれる、京都街歩きの達人です。
先ほどの1つめの鴨川の川幅問題、じつは西側は河原町通までの川幅があり、東側は現在の南座が河原に位置していたそうです。そういえば、四条大橋のたもとには桃山時代に活躍したと言われる出雲阿国像があります。昔の鴨川は度々氾濫し、各時代の権力者も治水に悩まされたとか。
また、現在、目抜き通りである四条通には、かつて路面電車の市電が走っていましたが、明治時代にさかのぼると、鴨川とは逆で、かなり道幅の狭い細い通りだったようです。たとえば下の写真は、明治41年(1908)、祇園祭で四条通を巡行する月鉾を写したものですが、現在の四条通からは想像もできない狭さであることがよくわかりますよね。
また四条通から左手にお茶屋・一力亭を見ながら花見小路を南に歩くと、下の写真のように、石畳が変わる地点があります。ほとんどの人は気がつきませんが、これって何故なんでしょう?
その他、梅林さんが解き明かす「祇園に隠された驚きの真実」については、『サライ』10月号にしっかり掲載されているので、詳しくはそちらをお読みください。
さて、そんな梅林秀行さんが京都を案内してくれるという魅力的な宿泊プランを設定しているのが、京都駅直結のホテル「ホテルグランヴィア京都」さんです。「ブラタモリ」よろしく、少人数でじっくり街歩きをして京都の知られざる魅力を実感できると人気のプランですが、今回特別に1日だけ、サライ編集長・小坂眞吾がタモリさん役(?)となって、梅林さんに同行して一緒に京都の町を歩くというスペシャル企画を開催することになりました。
明治維新150年で注目される京都の街の、知られざる驚きの真実を、梅林さん&サライ編集長とともに歩いて体験してみたい方、ぜひお申し込み下さい。
【特別企画】
サライ編集長が同行!
「グラマニア feat. 京都高低差崖会」
梅林さんと辿る“土地の記憶”ツアー「京都・祇園編」
~高低差に刻まれる花街・祇園の変遷を見る~
■10月14日(日)
15時以降: チェックイン
18時~19時: 座談会
15階「グランヴィアラウンジ」にて
19時~21時: 夕食
15階ビュー&ダイニング「コトシエール」にて
※シェフ松森がこのツアーのためだけの特別メニューをご用意します。
■10月15日(月)
9時30分: 南座前にて現地集合
ご集合前にホテルで各自ご朝食、チェックアウトをお済ませください。
ツアー「京都・祇園編」スタート
12時30分頃: ご昼食(現地にて、各自ご負担にて)
ご昼食場所をご用意しております。(ご予算約3,000円)
ご昼食後、現地解散
《プラン料金》
お一人様 50,000円(1室2名利用/税金、サービス料込み)
※1室2名利用時の1室料金100,000円(税金、サービス料込み)
※プラン料金に含まれるもの
○昨年リニューアルされたグランヴィアデラックスツインルーム(1室2名利用)
○上記ツアー参加費
○梅林ガイド著作本(1室あたり1冊)
○ご夕食 ビュー&ダイニング「コトシエール」にて
○ご朝食
下記の店舗からお選びいただけます。
・M3F 日本料理「浮橋」
和朝食 7:00~10:00
・2F カフェレストラン「ル・タン」
和洋ブフェ 6:30~10:00
アメリカンブレックファスト 6:30~11:00
・15F スカイダイニング&ラウンジ「サザンコート」
ハーフブフェ(選べるメインディッシュ、一部追加料金あり) 7:00~11:00
《最少・最大催行人数》
2組4名様
応募者多数の場合は抽選となります。
《条件・その他》
※雨天決行となります。但し、気象条件や現地状況によって行程が変更になる場合があります。
※荒天時、その他の理由でやむを得ず催行できなくなった場合は、ツアーの中止をさせていただくことがございます。
※ツアーは約3キロの行程です。歩きやすい服装でご参加ください。
《お支払い・キャンセルポリシーについて》
※10月5日(金)までに指定の口座までお振り込みをお願い致します。
※10月6日(土)以降のお取り消し、及びご連絡が無く不泊となった場合は、宿泊料金の100%をお受けいたします。
※お申し込みフォーム
↓↓↓
http://p.sgkm.jp/1409
※「グラマニア」とは
「京都をもう一歩深く、もう一歩先行く愉しみ方で堪能したい。」そんなご希望を叶えるために、ホテルグランヴィア京都が主催するのが「グランヴィアマニアッククラブ」略して「グラマニア」です。「グラマニア」では、今、とても予約が取りにくい京都街歩きツアーのガイド梅林秀行さんをお招きし、マニアックな街歩きへご案内しています。今回の「京都・祇園編」の他にも「京都・岡崎編」の予約を受け付けています。これ以降も順次新しいコースを展開していきます。
※お問い合わせ先
ホテルグランヴィア京都 宿泊予約
電話 075-344-4433
http://www.granvia-kyoto.co.jp/gramania/
文/編集部