アクティブシニアに向けた生活情報誌『サライ』編集長・三浦一夫の「ぶらり旅」。本年9月23日に開業した西九州新幹線で嬉野温泉(佐賀県)と長崎を訪ね、雲仙から島原と島原半島を横断。さらにフェリーで熊本へ渡るという九州3県にまたがる、鉄道、バス、船を使った2泊3日の旅である。各所を巡る長距離の移動にもかかわらず、宿泊以外の予定はほとんど決めずにやってきた気ままな三浦編集長である。さて、どんな道中になったことやら。
●1日目【嬉野温泉】博多駅から「日本三大美肌の湯」嬉野温泉へ
新大阪駅から山陽新幹線に乗り、博多駅を経由して武雄温泉駅からは西九州新幹線で嬉野温泉駅までやってきた三浦編集長。鉄道ファンの編集長として西九州新幹線は、早く乗りたかった新線である。「武雄温泉駅から5分ほどでしたが、新しい新幹線に乗るとわくわくします。嬉野温泉にはこれまで駅がなかったので、博多方面からずいぶん来やすくなりましたね」(三浦編集長)。まだピカピカの駅を降り、街の散策に出かけた。
嬉野温泉駅から温泉の中心街までは約2km、タクシーを使えば5分前後で到着する。「嬉野温泉は日本三大美肌の湯と呼ばれていますが、ひとつは喜連川温泉(栃木県)、あとひとつは玉造温泉(島根県)だったかな?」とつぶやく三浦編集長。確かに玉造温泉も美肌の湯として知られているが、正解は島根県の「斐乃上温泉」(ひのかみおんせん)である。嬉野温泉の泉質はナトリウムを多く含む重曹泉で、美肌効果があるとされる。公衆浴場の「シーボルトの湯」の周辺には、気軽に利用できる足湯施設などがある。
嬉野市吉田地区は肥前吉田焼の窯元が集まる。この地は江戸時代より蓮池藩主の奨励で磁器産業が栄え、400年以上にわたり焼き物の産地として知られてきた。ここで三浦編集長が目を付けたのが「吉田皿屋トレジャーハンティング」である。「トレジャーハンティング」とは「宝探し」の意。明治元年から焼き物を扱っている卸商社のヤマダイが、倉庫に眠る年代ものの陶磁器を大放出しているのである。まず、受付で小の袋(5000円)か大のカゴ(1万円)を選ぶ。それから、数々の陶磁器が積まれた会場に入り、気に入った器をどんどん詰めていく。焼き物詰め放題の制限時間は90分、肥前吉田焼をはじめ有田、伊万里、波佐見などの焼き物も混じり、なかにはお宝が隠れているという。
小の袋を手に三浦編集長は『サライ』のシンボルでもあるラクダが描かれた器を見つけると「全部買い占めたい」と意気込む。店の神近絹子さんは「袋からはみ出しても持てるだけ詰められますよ」という。詰め終わった焼き物は、用意された梱包材で各自が包む。着払いの宅配便で送ることもできる。
嬉野といえばお茶が有名だ。「吉田皿屋トレジャーハンティング」で昂ぶった気持ちを、おいしいお茶で静めたい。嬉野では近年「ティーツーリズム」という新しい観光が始まった。茶農家、窯元、自転車店などが連携し、お茶をキーワードに嬉野の各所を移動し愉しんでもらおうという試みだ。そんな拠点のひとつである副島園本店を訪問した。ここは、嬉野の地で四代続く茶農家である副島園の茶葉を販売する本店。併設された茶寮では、希少な茶葉の茶を極上の甘味とともにいただくことができる。
茶寮では「嬉野玉緑茶」(煎茶)を3煎、それぞれ違った淹れ方で愉しめる。1煎目は冷水で3分煎じると、甘みと旨味が交差する。2煎目は70℃の湯で2分煎じ、甘みを残しながらもスッキリとした味わい。ここで菓子が出てくる。3煎目は玄米を追加し、70℃の湯で2分煎じると香ばしさが漂う。同じ茶葉でも淹れ方により、それぞれに味わいが際立つ。「お茶という飲み物の奥深さを知りました。マカロンともよく合います」(三浦編集長)。
嬉野温泉 宿泊案内
嬉野温泉の宿は、1925年(大正14)創業の老舗旅館「大正屋」。皇居新宮殿の基本設計を手がけた、吉村順三(1908~1997年)による名建築の宿で、温泉で旅の疲れを癒やしたい。
大正屋
料金: 1室2名利用で1泊2食付きひとり1万8150円など各種のプランを用意
佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙2276-1
電話:0954-42-1170
https://www.taishoya.com/taishoya/
写真提供:大正屋
1日目 参考行程
新大阪8:04→(山陽新幹線さくら547号)→10:38博多10:52→(リレーかもめ21号)→11:55武雄温泉11:58→(西九州新幹線かもめ21号)→12:04嬉野温泉→大正屋泊
●2日目【長崎】西九州新幹線で長崎へ。路面電車で異国情緒あふれる街を巡る
翌朝は西九州新幹線「かもめ」で一路長崎へ。僅か30分足らずで嬉野温泉から長崎に行けるようになった。列車名に「鴎」(かもめ)が付けられたのは、戦前の1937年(昭和12)のこと。戦後は関西と九州を結ぶ特急として活躍、近年はJR九州で主に博多~長崎間を結ぶ特急として親しまれてきた。そんな伝統の名が西九州新幹線を走る列車の愛称に引き継がれた。
長崎の街巡りには、JR長崎駅前から路面電車(長崎電気軌道)を利用すると便利だ。電停には「めがね橋」「新地中華街」「大浦天主堂」「平和公園」など、市内の観光スポットの名が付けられているものが多く移動の目安になる。乗り降り自由の「電車一日乗車券」(600円)を買っておくと便利。三浦編集長にとって路面電車に乗るのもこの旅の大きな目的だ。「路面電車はクルマの通行に邪魔だと次々に廃止されていった歴史がありますが、長崎ではうまく共存しています。現在、路面電車は都市交通として改めて注目されているんですよ」(三浦編集長)
長崎駅前から路面電車で向かったのは眼鏡橋だ(「めがね橋」下車)。1634年(寛永11)に、興福寺の黙子如定(もくすにょじょう)禅師が架設したとされる。中島川の川面に映る影が「メガネ」に見えることから名がついた。水位が低いときは水際を散歩できるので、川縁に降りて橋を眺めるのも一興だ。
長崎に来たらグラバー園はぜひ訪ねたい。旧グラバー住宅をはじめとする幕末・明治期の洋館が見学でき、居留地時代の歴史に触れることができる。旧グラバー住宅の持ち主だったトーマス・B・グラバーはスコットランドに生まれ、1859年(安政6)にジャーデイン・マセソン商会の一員として長崎に来た。のちにグラバー商会を創立し、日本から日本茶や樟脳などを輸出。日本南西部の各藩が欲しがった蒸気船や銃器などを輸入する貿易商人として活動した。グラバーは1863年(文久3)に邸宅を建てるとそこに暮らした。旧グラバー住宅の中を見学すると、当時のモダンな暮らしぶりをうかがうことができる。「異国情緒が味わえる有名な観光スポットですが、ここから望む長崎港の眺めは見事です。長崎にやってきた外国人たちもこの眺望に惹かれ、ここに住まいを構えたのでしょう」(三浦編集長)。
グラバー園
電話:095-822-8223
長崎県長崎市南山手町8-1
営業時間:8時~18時(通年スケジュール、最終入園は閉園20分前)
年中無休(時期により夜間開園期間あり)
入園料金:大人620円
交通:路面電車「大浦天主堂」下車徒歩約7分
https://glover-garden.jp/
グラバー園の帰りに路面電車の「メディカルセンター」で下車。三浦編集長がぜひ見たいものがあるという。
「今年は鉄道150年ということで『サライ』でも大特集を組みましたが、『鉄道発祥の地』の記念碑が長崎にあります。1872年(明治5)の新橋~横浜間が日本の鉄道の始まりといわれていますが、それより前に長崎で蒸気機関車が走ったのです」(三浦編集長)。慶応元年(1865)、トーマス・B・グラバーがここから松ヶ枝橋の方向にレールを敷き、英国製の蒸気機関車を走らせた。グラバーは、日本の鉄道の黎明期にも関わっていたのである。
気がつけば昼時を過ぎた。坂道の多い長崎を歩くとお腹も減る。「ちゃんぽんを食べましょう」という三浦編集長は長崎新地中華街にやってきた。横浜・神戸と並ぶ日本三大中華街のひとつで、この一角に中華料理店をはじめ約40件が軒を連ねる。
さて、どの店に入るべきか。中華街で「新地製麺」という中華麺の製造販売所を見つけると「ちゃんぽんのおいしい店を教えてもらいましょう」と三浦編集長。同店の趙弘隆さんは突然の訪問に快く対応してくれた。そこで教えてもらったのが「老李」(ラオリー)である。
店の名物は「元祖 生からすみちゃんぽん」。鶏ガラを使った鶏白湯スープに生のからすみが風味を加える。このスープに新地製麺の中華麺がからむと独特の香りが立つ。同店の甲斐田周作さんによると「麺に使われている唐あくがスープとよく合う」という。「唐あく」とは中華麺に使われるかん水の一種だ。新地製麺の中華麺は「唐あく」のバランスが絶妙という。おいしいちゃんぽんを、地元の麺が支えている。
老李 長崎中華街 総本店
長崎県長崎市新地町12-7
電話:095-820-3717
営業時間:11時30分~14時30分ラストオーダー/17時~21時30分ラストオーダー
定休日:年始年末
交通:路面電車「長崎新地中華街」下車徒歩約5分
https://www.laolee.jp/
三浦編集長が長崎土産にと迷わず買ったのが、岩永梅寿軒のカステラだ。歌手のさだまさしさんが子どものころからよく食べていたというカステラは、地元の人にも愛されている。岩永梅寿軒は1830年(天保元)創業の老舗。厳選した鶏卵、砂糖、小麦粉、水飴が原料。生地を型に流し込み、1時間かけて焼き上げると木箱に移し、ひと晩休ませることで味が深まる。
「カステラは庖丁やナイフで切らず、手でちぎって食べるのがおいしいと聞きました。贅沢な食べ方ですね。帰ったら試してみましょう」(三浦編集長)
岩永梅寿軒
長崎県長崎市諏訪町7-1
電話:095-822-0977
交通:路面電車「めがね橋」下車徒歩約5分
営業時間:10時~16時
店休日:日曜、火曜、木曜(火曜、木曜は不定休)
※営業時間と店休日は変更になる場合あり。詳細は下記ホームページを参照。
https://www.baijyuken.com/index.html
長崎の見処と味処を満喫し、JR長崎駅前へ戻り長崎県営バスで雲仙に向かう。
雲仙 宿泊案内
雲仙観光ホテル
三浦編集長が雲仙まで足を伸ばしたのは、泊まりたい宿があったからだ。それは雲仙観光ホテル。1935年(昭和10)に開業した、わが国を代表するクラシック・スタイルのホテルである。外国人観光客を誘致するために建てられた。豪華客船をイメージした館内には、客室、メインダイニング、バー、ショップ、図書館、ビリヤード場、硫黄泉浴室を男女1室など完備。たとえ1泊でも「ホテルで暮らす」という優雅な時間を体験することができる。
長崎県雲仙市小浜町雲仙320
電話:0957-73-3263
料金:1泊2食付きスタンダードプラン ひとり4万2500円など
https://www.unzenkankohotel.com/
写真提供:雲仙観光ホテル
2日目 参考行程
嬉野温泉10:07→(西九州新幹線かもめ13号)→10:31長崎→路面電車で市内を散策
長崎駅前16:10→(長崎県営バス/長崎―雲仙線)→17:50小地獄入口→雲仙観光ホテル泊
●3日目【雲仙~島原】雲仙の「地獄」を巡り、島原の乱の舞台となった城下を訪ねる
旅の最終日は島原からフェリーで熊本に渡り、熊本を観光し九州新幹線と山陽新幹線で帰途につく。今回の旅程ではもっとも長い距離の移動となるため、チェックアウトは午前8時である。その前に、雲仙に来たらぜひとも「雲仙地獄」は見ておきたい。朝が苦手な三浦編集長も頑張って早起きをした。
足を踏み入れるとあたりには硫黄のにおいが立ちこめ、荒涼とした岩場が続く。地の底から蒸気が吹き出し目前の視界を奪う。「地獄はこのようなところなのだと考えられてきたのでしょう。迫力のある光景が迫ってきます」(三浦編集長)。「雲仙地獄」は大叫喚地獄やお糸地獄、清七地獄など30余りの「地獄」からなり、キリシタン殉教の殉職碑も建てられている。景色は荒々しいが遊歩道が整備されていて歩きやすい。通常は60分ほどかかるところを駆け足で巡り、ホテルに戻ると島原へ向かうタクシーに乗り込んだ。
※2021年8月に発生した土砂災害のため、立ち入り禁止のエリアがある。
1616年(元和2)、大和五条(奈良県)から島原に移封した松倉豊後守重政が、7年余の歳月を費やして築いたのが島原城。松倉氏、高力氏、松平氏、戸田氏、松平氏と4氏19代にわたり253年間の居城であったが、1874年(明治7)に廃城となった。1964年(昭和39)に天守閣や櫓が復興し、安土桃山様式の壮麗な面影を残す。現在は天守閣内がキリシタン資料館になり、島原のキリシタン迫害の歴史が貴重な資料とともに展示されている。
今回は特別に「島原城七万石武将隊」に展示の解説をしていただいた。「武将隊のひとりである、天草四郎時貞から自身の受難の様子を聞くというのも不思議なものですが、解説はとてもわかりやすくて勉強になりました」(三浦編集長)。フェリーの出航時間が迫る中、1時間にも満たない滞在であったが、400年前に島原で起きたことが胸に迫る。
島原城
長崎県島原市城内1丁目1183-1
電話:0957-62-4766
開場時間:9時~17時30分、年中無休
入館料:大人550円
https://shimabarajou.com/
※2023年2月28日まで天守閣は外装を改修中。期間中も館内の見学や城内の散策はできる。
時間に余裕があれば味わいたい、地元のスイーツ「かんざらし」
「島原城七万石武将隊」の面々から「甘味が好きであれば、ぜひとも行かれたい」とすすめられたのが、地元で広く食べられてきた「かんざらし」の名店「銀水」である。ここは後日、スタッフが取材した。
「かんざらし」とは白玉を甘い蜜とともにいただく甘味で、それぞれの家に、それぞれの味があるという。現在は島原市内に「かんざらし」を提供する店は54軒あるが、1915年(大正4)に開業した「銀水」はその発祥の地である。湧水と特製の蜜でいただく「かんざらし」は、優しい甘さでするっと食べられる。蜜にはなにが入っているのかと、「銀水」の笹田克子さんに聞けば「それはひ蜜」と笑う。
銀水
長崎県島原市白土桃山2丁目1093
電話:0957-63-4610
開店時間:9時~18時、飲食は10時~17時(ラストオーダー16時30分)、年中無休
島原市ホームページ:https://www.city.shimabara.lg.jp/page3470.html
オーシャンアロー
島原港から熊本港までの直線距離は21km、そこをクルマ並みの時速約55kmで結ぶ高速カーフェリーが「オーシャンアロー」だ。1998年(平成10)に就航、従来は約60分かかっていた所要時間を半分の約30分に縮めた。現在は1日7便(往復14便)が島原港と熊本港を結ぶ。「島原からは熊本がよく見えました。30分程度で熊本に渡れるのですね。陸上の移動ばかり考えていたら、島原から熊本に回るルートは思いつかなかったと思います」(三浦編集長)。
2016年(平成28)4月14日、熊本県を襲った熊本地震は県内に深刻な被害を与えた。熊本のシンボルである熊本城も天守閣をはじめ多くの建造物が倒壊、破損。石垣も全体の1割強が崩落するなど大きな被害を受けた。2021年(令和3)3月、復旧を最優先で急いだ天守閣が完全に復興し、熊本の人々を勇気づけた。今も復旧工事は続く。石垣などを含む全体の復旧は2037年(令和19)といわれている。
倒壊を免れた宇土櫓(五階櫓)は、今年10月より解体保存工事が着手される。2023年(令和5)秋頃には高さ46mの鉄骨の「素屋根」に覆われ、櫓の解体作業に入る予定だ。復旧まで約10年かかるとのことなので、今の雄姿を観られるのはあと少しの期間になりそうだ。
三浦編集長は熊本で会いたい人がいた。熊本で観光ボランティアガイドを務める、吉村徹夫さん(73歳)だ。吉村さんは熊本地震の年に『サライ』の人気連載「サライ・インタビュー」に登場し、「負けんばい、熊本!」という見出しとともに、再開した観光ガイドの様子などを紹介した。その取材に三浦編集長も同行していた。
再会の場所は、日本料理の「城見櫓」である。ここからは復興された熊本城の天守閣がよく見える。熊本のシンボルを眺めながら、会席料理をいただく。「吉村さんは6年前と変わらず、ますますお元気。いまもエネルギッシュに観光ガイドを続けておられますね」(三浦編集長)。修学旅行なども再開され始め、吉村さんは目の回るような忙しさという。ボランティアでガイドを続けているのは「もっとたくさんの人に熊本のよかとこを知ってもらいたいから」という。
城見櫓
熊本県熊本市中央区花畑町 1-10 熊本城長塀前
電話:096-356-1146
開店時間:11時30分~15時、17時~21時30分(ラストオーダー21時)
定休日:不定休(年末年始、お盆期間、メンテナンス期間)
※全フロア前日までの予約制 https://www.shiromiyagura.com/
吉村徹夫さんが所属する「熊本よかとこ案内人の会」 https://www.k-yokatoko.com/index.html
熊本では吉村さんが観光ガイドを引き受けてくれた。三浦編集長と向かったのは水前寺成趣園。水前寺成趣園は、肥後細川家の文化を伝える大名庭園である。桃山式の優美な回遊式庭園で、清らかな湧水の庭園を好んだ夏目漱石の句碑も立つ。園内の出水神社にお参りをし、阿蘇火山系がたくわえた伏流水が湧き出る境内の「長寿の水」を飲んでみる。
旅の締めくくりに、水前寺成趣園にある「古今伝授之間」(こきんでんじゅのま)で抹茶と熊本銘菓「加勢以多」(かせいた)をいただく。古今伝授とは「古今和歌集」の解釈の奥義を口伝えで伝授することをいう。1600年(慶長5)に、この建物で細川家初代の幽斎公(細川藤孝公)が、後陽成天皇(ごようぜいてんのう)の弟宮の八条宮智仁親王(はちじょうみやとしひとしんのう)へ古今伝授を行なったことから、「古今伝授之間」と呼ばれるようになった。
「庭を望む茶室で静かに抹茶をいただいていると、旅の疲れが溶けていくようです。ここから眺める庭もきれいですね。旅の最後までスイーツを食べてしまいました(笑)」(三浦編集長)
明日からはまた多忙な日々が始まる。三浦編集長の「ぶらり旅」はいよいよ帰りの新幹線に乗るだけとなった。
古今伝授の間 香梅
熊本市中央区水前寺成趣園内
電話:096-381-8008
営業時間:9時~17時(11月~2月)、9時~17時30分(3月~10月)
店休日:第2火曜日
https://kobai.jp/kokin/
3日目 参考行程
雲仙観光ホテル8:20→(タクシー)→9:50島原城
島原港10:15→(オーシャンアロー)→10:55(下船完了予定時刻)熊本港11:10→(連絡バス)→11:39熊本駅前
※熊本市内は路面電車(熊本市電)で移動
「熊本駅前」から「熊本城・市役所前」まで15分→城見櫓まで徒歩約2分
「熊本城・市役所前」から「市立体育館前」まで18分→出水神社、古今伝授之間まで徒歩約5分
「市立体育館前」から「熊本駅前」まで35分
熊本18:04→(九州・山陽新幹線さくら568号)→21:28新大阪
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