
「Google ドライブにファイルを保存したいけど、毎回ブラウザを開くのが面倒」と感じたことはありませんか? Google ドライブのデスクトップ版(パソコンにインストールして使うアプリ)を使うと、パソコンのフォルダとクラウド(=インターネット上の保存場所)が自動でそろいます。
いつものフォルダにファイルを移すだけで、自動的にクラウドに保存されます。USBメモリへのコピーや手動での移動も不要になります。
この記事では、インストールの準備から基本の使い方までわかりやすく解説します。
※この記事ではMacを中心に解説しますが、Windowsでも大きく変わることはありません。OSのバージョンなどによって、動作手順に多少の違いがある可能性があります。
インストールの準備と手順
デスクトップ版Google ドライブを入れる前に、お使いのパソコンが対応しているか確認してみてください。準備が整っていると、インストールがスムーズに進みます。
なお、Google ドライブの無料保存容量は15GB(ギガバイト)までです。GmailやGoogle フォトとこの容量を共有するため、合計で15GBを超えると同期が停止します。容量が気になる方は、Google アカウントの設定から使用状況を確認してください。
お使いのパソコンが対応しているか確認する
デスクトップ版Google ドライブには、動作する環境に条件があります。MacはmacOS Monterey 12.1以降であれば利用できます。それ以前のバージョンをお使いの場合は、macOSをアップデートしてから進めてみてください。
Windowsは64ビット版のWindows 10以降が対象です。Linuxでは、デスクトップ版は使えません。
また、インストールの途中でGoogle アカウントへのログインが必要になります。事前にメールアドレスとパスワードを手元に用意しておくと安心です。
パソコンのOSバージョンの確認方法は以下の通りです。
Macの場合
画面左上のリンゴマークをクリックし、「このMacについて」を選ぶと、macOSのバージョンを確認できます。
Windowsの場合
画面左下のスタートメニューを右クリックし、「システム」をクリックすると、Windowsのバージョンを確認できます。
パソコン版Google ドライブをインストールする
準備が整ったら、インストールを進めます。
1.インターネットブラウザ(Google ChromeやSafariなど)を開き、Googleで「Google ドライブ パソコン版 ダウンロード」と検索してみてください。公式の配布ページが表示されます。
2.ダウンロードボタンをクリックします。Macの場合は「GoogleDrive.dmg」というファイルがダウンロードされます。Windowsの場合は「GoogleDriveSetup.exe」がダウンロードされます。

3.ダウンロードされたファイルをダブルクリックして開きます。画面の案内に沿って進めると、インストールが完了します。
4.インストール後、Google アカウントでログインします。

5.ログイン後、同期するフォルダを選ぶ画面が表示されます。ここでは「スキップ」を押して進みます。後から必要なファイルだけ手動で移せるので、最初は何も選ばなくて大丈夫です。

6.続いて、Google フォトのバックアップ設定画面が表示されます。こちらも「スキップ」を押して進んでください。
7.最後に「ドライブを開く」を押します。Finder(Macのファイル管理画面のこと。Windowsの場合はエクスプローラー)のサイドバーに「Google Drive」が表示されれば、初期設定は完了です。

ファイルの保存方法を選ぶ
ファイルの保存について、「ストリーミング」と「ミラーリング」という2つの方法のどちらかを選びます。名前だけでは分かりにくいですが、見るポイントはシンプルです。
2つの保存方法の違い
両者にどのような違いがあるのかを見ていきます。
ストリーミング
ファイルはクラウドに保存され、必要な時にパソコンから開いて使います。パソコンの保存容量をあまり使わずに済むのが特長です。インターネットに接続している環境であれば、快適に使えます。
ミラーリング
ファイルをクラウドとパソコンの両方に保存します。インターネットにつながっていない時でも、パソコン内のファイルを開けます。ただし、パソコン側にもすべてのファイルが保存されるため、空き容量を多く使います。
迷ったらストリーミングを選ぶ
インターネットに接続できる環境であれば、多くの人はストリーミングを選んでいます。迷ったときはストリーミングから始めるのがおすすめです。
設定の手順は以下の通りです。
1.デスクトップ版Google ドライブを立ち上げます。
2.右上の「設定」アイコン(歯車の形)をクリックし、「設定」を選びます。

3.左側のメニューから「Google ドライブ」を選びます。
4.「マイドライブの同期オプション」で「ファイルをストリーミングする」をチェックします。

ミラーリングが向いている場合
外出先でインターネットにつながらない環境でもファイルを使いたい方には、ミラーリングが向いています。同様の手順で設定画面を開き、「ファイルをミラーリングする」を選んでみてください。ただし、パソコンの空き容量が少ない場合には向きません。容量に余裕があるかどうかを先に確認しておくと安心です。
ファイルを入れて同期を確認する
設定が済んだら、実際にファイルを入れてみましょう。操作はいつものフォルダと同じ感覚でできます。
Google ドライブのフォルダにファイルを移す
1.Finderを開きます(Windowsの場合はエクスプローラーを開きます)。
2.左側のサイドバーから「Google Drive」を選びます。
3.「マイドライブ」を開きます。

4.入れたい書類や写真を、そのフォルダの中にドラッグして移動します。
5.ファイル名が表示されれば、追加は完了です。
同期できているかアイコンで確認する
ファイルを入れたあと、クラウドへの同期が正しく進んでいるかを確認できます。
1.デスクトップ版Google ドライブを開きます。
2.「同期しています」と表示されていれば、クラウドへの保存が進んでいます。「最新」と表示されれば、同期は正常に終わっています。


3.エラーの表示がある場合は、その内容をクリックして確認してみてください。多くの場合、インターネット接続の確認やアプリの再起動で解消します。
うまくいかない時の確認ポイント
「同期されていない気がする…」と感じた時は、次の順番で3つを確認してみてください。
インターネットにつながっているか確認する
ブラウザでページが開けるか試してみてください。ストリーミングの場合、接続が必要です。
Google ドライブのアプリを再起動する
アプリを終了します。その後、アプリケーションフォルダから(Windowsの場合はスタートメニューで「Google Drive」と検索)Google ドライブを開き直してみてください。
パソコンを再起動する
アプリの再起動で解消しない場合は、パソコンごと再起動すると改善することがあります。
上記を試しても改善しない場合は、Google アカウントの接続を一度解除して、つなぎ直す方法があります。ただし、解除の前に同期できていないファイルが一時保管用フォルダに移されていないか確認してください。解除するとそのフォルダが削除される場合があります。大切なファイルは先に別の場所へコピーしておくと安心です。
不安な場合は、Googleのサポートページも参照しましょう。
最後に
Google ドライブのデスクトップ版は、インストールと保存方法の選択さえ済ませれば、あとはいつものフォルダと同じ感覚で使えます。難しい操作は必要ありません。まずは試しに写真や書類を1つ入れてみて、クラウドに保存されるまでの流れを確かめてみてください。
●監修/三鷹 れい(みたか れい|京都メディアライン・https://kyotomedialine.com FB)
プログラマー。中小企業のDX化など、デジタル分野での支援をしている。主な開発分野はバックエンド・フロントエンド・アプリ。その他、歴史などの人文系にも興味を持つ。











