「きこえ」の改善で人生を豊かにする--。2025年10月にサントリーホール・ブルーローズにて行われた補聴器メーカーのソノヴァ社とサライによる「アクティブ ライフ プロジェクト」の第2弾イベントの詳細を報告。


「家での会話で聞き返すことが増え、家族で語らう時間が減りました」(男性)、「知人の声がけに気づかず素通りし、相手に不快な思いをさせてしまいました」(女性)。
というのは、ソノヴァ社とサライによる「アクティブ ライフ プロジェクト」第2弾イベントの参加者の声だ。「きこえ」の衰えでコミュニケーションが失われることへの不安を持つ参加者が多かった。
イベント中、七代目一龍斎貞鏡(いちりゅうさいていきょう)、田辺いちかのふたりの講談師が高座を務めた特別公演では、参加者に張扇(はりおうぎ)代わりの手拍子を求めたり、合間にピアノの演奏が入ったり、会場のサントリーホール・ブルーローズを大いにわかせた。
初めて講談を聞くという女性も「笑いあり、人情ありの一流の話芸に引き込まれました」と大満足。ところが講談師の声量があり、明瞭で聞き取りやすい言葉はしっかり耳に届いても、普段、人混みなど騒音が多い場所や、日常の様々なシーンで「きこえ」の悩みに直面しているという。

講談の前に行なわれたソノヴァ・ジャパンの小杉美綾子さんと元『サライ』編集長の小坂眞吾によるトークセッションでは、難聴は認知症のリスクを高めるという話題が出て、補聴器装用の重要性の気づきにつながった様子だった。
イベント会場では、ソノヴァ社・フォナックブランドのハイエンドモデルの「きこえ」のよさを再現したシミュレーター体験を実施。参加者からは「かつての聴力を取り戻した気分です」「以前のように友人と外出するのが楽しくなりそうです」と喜びの声が続出。

商品展示でも、「小さく目立たないので、抵抗なく装用できそう」(女性)、「最適な『きこえ』に自動調整する機能や、言葉と雑音を切り離し、雑音を最大限に除去する技術など進化がすごい」(男性)と、クリアな「きこえ」に驚いていた。
補聴器で「きこえ」の質が改善されることにより日々の不安が軽減され、人生がさらに豊かなものになるという体験になったようだ。
補聴器最新モデルで装用感の更なるアップを体感
AIによる音質、形状、フィット感の最適化「フォナックバートI-R」

耳の穴にすっぽり収まりコンパクトでスマートに着けられる、充電式補聴器のニューモデル。耳の形と聴力に合わせ、AIが最適な音質、形状などを分析し、オーダーメイド製作する。フィット感は抜群で、長時間快適な安定した装用を実現している。最新の「オートセンス OS 7.0」により、様々なシーンでの「きこえ」の精度も大幅に向上した。
難聴が認知症を引き起こす理由

難聴になるとすぐに認知症になるというわけではないものの、難聴によって周囲からの情報量が減ることで対人関係や社会生活に消極的になり、結果として認知症に影響が出る可能性が指摘されている。なお、内閣府発表のデータによると、65歳以上の高齢者の認知症の有病率は2025年には20%、2060年には33.3%に達するとみられている。
聴覚障害による影響の広がり
・音や声などの聴覚刺激が入らない
・コミュニケーションを困難にする
・危険の察知や周辺環境の把握がしにくくなる心理的・情緒的影響
・孤立・不安・憂鬱・意欲の減退
・楽しみの制限、社会との交流・参加の減少
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認知機能への影響
出典:(公財)テクノエイド協会 福祉用具シリーズVol.19フォナックのブランドサイトには、より詳細な記事があります。
問い合わせ先:ソノヴァ・ジャパン株式会社(フォナック補聴器)0120・06・4079











