いまや生活必需品家電のひとつといっても過言ではない、スマートフォン(略してスマホ)。様々な機能があるのはわかっているものの、サライ世代の方からは、電話とカメラ、メール、LINE以外は使いこなせていないという声をよく聞きます。
そこで、今回もスマホのちょっと困った問題の解決方法を、スマホ指導のスペシャリストである都恋堂「DXマニュアル編集部」がご紹介します。やりかたを知るだけで、スマホがとっても使いやすくなりますよ!
第146回のテーマは「iPhoneでアプリをロックする方法」です。
スマホに入っている何かを見せるためなど、短時間だけiPhoneを人に貸したことはありませんか? そういった場面で、貸した相手が触れてほしくないアプリを開いてしまうのではないかと不安に感じる人もいると思います。このようなときにパスワードなどがないとアプリを開けないようにできる便利な機能がiPhoneにはあります。その方法を紹介します。
ロックしたいアプリアイコンを長押しして設定
ホーム画面からロックしたいアプリを表示します。そして、該当するアプリアイコンを長押しします。
するとメニューが出てくるので、この中から「Touch IDを必要にする」※を選択。
※iPhoneのモデルによっては「Face IDを必要にする」もしくは「パスコードを必要にする」と表示されます。
さらにTouch IDが必要か尋ねられるので、「Touch IDを必要にする」※を押します。
※iPhoneのモデルによって「Face IDを必要にする」もしくは「パスコードを必要にする」と表示されます。
すると、Touch IDの認証を求められるので指示に従います。これでロック設定が完了しました。
アプリを開こうとすると、Touch IDの認証を求められるようになります。
解除するときもアプリアイコンを長押しして設定する
解除するときはロック設定のときと同じく、アプリアイコンを長押しします。するとメニューが出てくるので、「Touch IDを必要にしない」※をタップします。
※iPhoneのモデルによって「Face IDを必要にしない」もしくは、「パスコードを必要にしない」と表示されます。
するとTouch IDの認証を求められるので、指示に従うと解除完了です。
「計算機」や「カメラ」などiPhoneに元々入っていたアプリはこの操作ができない点にご注意ください。人にiPhoneを貸すことが多い人や万が一、誰かが操作してしまうのではないかと不安な人は今回紹介したロック機能をアプリごとに設定してみてもいいかもしれません。
※iPhone SE/iOS18.2で実施。
文/Hicary+都恋堂「DXマニュアル編集部」
都恋堂「DXマニュアル編集部」
株式会社都恋堂では、「どんな人も取り残すことなく、スマホの便利さや楽しさを届けていきたい」をコンセプトに、これまで60歳以上の方々、約500人以上のシニアの皆さんを対象にスマホ教室を運営しているほか、企業主催の講座や講演会の講師、オリジナルの教科書制作も行っています。
https://www.yasashii-sp.com/