ニューバランス「996」、ナイキ「エアフォース１」…歩きやすいスニーカーランキング

毎日の生活の中で、こまめにウォーキングを心がけている方は多いのではないでしょうか。季節の移り変わりや、体のちょっとした変化に気が付きやすくなるウォーキングには、ご自分の足に合った靴の選択が重要です。

そこで、スニーカー専門メディア「すにらぼ」（https://sneakers-labo.com）が、スニーカーを５足以上持っている男女565名に対して、歩きやすいスニーカーについてのアンケート調査を実施しました。その結果をご紹介します。次に靴を選ぶ際のご参考にしてください。

ニューバランス「996」が僅差で１位

アンケートに協力してくれた男女565名の性別と年齢の割合は以下の通りです。

男女合わせて全員に、「今まで履いたスニーカーで最も歩きやすいモデルはなんですか？」と伺いました。

回答が一番多かったのはニューバランスの「996」で56票、次にナイキの「エアフォース１」で50票と、特に２つのモデルの評価が高いことがわかりました。３位は同率で、ニューバランスの「574」、アディダスの「スタンスミス」で34票という結果に。

１位の「ニューバランス996」が選ばれた理由は、以下の通りです。

・素材がすごく柔らかくて足に気持ちよくフィットする感じがして歩きやすい。つま先で踏み返したときもしっかりと変形していいです。（女性 30歳／専業主婦）
・非常に軽量でありながらクッション性が十分で、着地時の衝撃もほとんどなく足への負担が少ない。また自分の足の形にも相性が良く、１日履いていても疲れが残らない。（女性 37歳／サービス系）
・軽さが今まで履いた中では一番軽くて履き心地が良く、クッション性も高いので歩きやすいです。（男性 47歳 ／サービス系）

男女別の１位は別の結果に！

次に、男性286名に最も歩きやすいスニーカーを伺ったところ、１位はナイキ「エアフォース１」の32票、２位はニューバランス「996」の27票、３位はニューバランス「574」の23票と、上位３つのモデルが他よりも少し多く票数を獲得しました。

男性が、１位の「エアフォース１」を選んだ理由は以下の通りです。

・やはり有名だということとナイキは横幅もゆったりとしているので自分の足にしっくりきて歩きやすいということですかね。（男性 34歳／サービス系）
・バランスの安定力とつま先をはじめとする全体の柔軟性が個人的にマッチしていました。（男性 25歳／事務系）
・ソールに安定感があり少し硬いためコンクリートなどを歩いてもダメージが少ないと感じた（男性 29歳／建設 ・採掘系）

次に、女性279名に最も歩きやすいスニーカーを伺いました。最も多い回答はニューバランス「996」でした。続いて、２位はコンバース「オールスター」の21票、３位は同率でアディダス「スタンスミス」、ナイキ「エアマックス90」の19票という結果となりました。

女性が、１位の「ニューバランス996」を選んだ理由は以下の通りです。

・軽く、全体的に柔らかいと感じました。素材が柔らかいのか、足にフィットする感じがあったのでとても快適です。（女性 27歳／専門的・技術系）
・ぽってりとしたフォルムでゆったりと履くことができ、また中敷きも厚みがあって足が痛くなりにくいです。（女性 37歳／専業主婦）
・他のスニーカーに比べて、より足にフィットする感じがあるから。（女性 28歳／専業主婦）

男女565名が選んだスニーカーをもとに、最も歩きやすいブランドを集計したところ、ニューバランス（171票）とナイキ（150票）が人気の２大ブランドということがわかりました。３位はアディダスの63票です。

ニューバランスが選ばれた理由は、軽い・クッション性がしっかりしているという回答が多く、ナイキは、安定性があるなど、それぞれのブランドの強みがわかる結果となりました。

選ぶときに重視するのは？

歩きやすいスニーカーを選ぶときに何を重視するのか伺ったところ、「ソールのクッション性」が244票と一番多い結果に。次に多かった回答は「横幅の幅広さ」で131票、「重量」が91票となりました。

足への負担をなるべく軽減するには、やはりスニーカーのクッション性というのは大事な要素のようです。また、日本人は幅広の足の形が多いとされており、横幅の広さがあるとストレスなく歩けるようになります。長時間歩くときは、重さも重要なポイントになります。

＊＊＊

歩きやすいスニーカーを男女別に集計すると、ややランキング順位が異なる結果となりました。ランキングの上位にきているスニーカーの傾向を見てみると、男性は横幅の広さ・安定感を重視しており、女性は軽量性・安さなどを重視している印象です。ファッションの一部にもなるスニーカーですが、歩きやすいモデルを選ぶと、日常の足のストレスを軽減することができるでしょう。

調査概要
調査対象者：スニーカーを５足以上持っている方
調査人数：565名（男性286名・女性279名）
調査年齢：10代～60代
調査期間：2022年5月27日～6月8日
調査元：インターネットによる任意回答